パリひとり散歩vol.1 サンジェルマン7区寄りからボンマルシェあたり

カテゴリー/ PARIS |投稿者/ Gouret&Traveller
2019年06月03日

 

IMG_1580 IMG_1581 IMG_1582

パリ好きには左岸派と右岸派がいるけど、断然左岸派だ。シックでスノッブなそのエリア、特にサンジュルマンデプレの端、6区と7区の境目、通りでいうとrue des Saint-Pèresあたりが一番お気に入り。その道から入る細い路地 ヴェルヌイユ通りには、セルジュ・ゲンズブールの住んでいた家があり(5bis Rue de Verneuil, 75006 Paris) 、落書きいっばいの壁を何人もの人が撮影している。いまやパリ有数のインスタスポットにになっている。娘のシャルロットは博物館にしたいようだが、屋敷は閉じたままだ。

 

 

 

 

IMG_4439

次の細い路地には、いまをときめくシェフ、ジャン・フランソワ・ピエージュのヴェジタリアン向けビストロ「クローバーグリーン」(5 Rue Perronet, 75007 Paris)がある。人気店でいつもこぢんまりとした細長い空間はぎゅうぎゅうだけど、フレッシュな野菜料理はランチに最適だ。メインには写真のような鶏肉料理もある。

カフェ・ド・フロール付近のサンジェルマン・デ・プレ的喧騒を少し避けて反対方向に、サンジェルマン大通りを抜ける。大きな並木道で都会とは思えないほど豊かな緑。うっそうとした森のように連なる。季節のいい頃合いなら歩きながらすーっと深呼吸してみる。森林浴もできるほどフレッシュな空気だ。パリにはこんな緑深い通りがたくさんある。

 

 

 

 

3 Salon

2 Jardin

4 Chambre a la Fresque旅行できたなら、素敵なホテルがある。オテル・デ・サンペール(65 rue des Saints-Pères  75006 Paris)。宿泊したことはないが、通っていた学校の裏門の向かいにあり、いつものぞいていた。ルイ14世の建築家が手掛けた17世紀の個人住宅を利用したホテルで、部屋も庭も優美。ホテル高騰のパリにあっても四つ星にしては2万円以下でも泊まれてリーズナブル。ゆったり過ごして、周囲を散歩するだけで楽しい極上の宿だ。オテル デ・サン・ペール は芸術と歴史をホテルとシャトーを有したエスプリ・ドフランスグループ。アートに囲まれたホテルは、パリのなかにいながらにしてシャトーホテルに泊まっている気分になる。ホテルの朝食も、パティスリー・デ・レーヴのパンにアラン・ミリエのジュースなど、テラスでいただけて大充実だ。

 

 

 

 

 

 

荳ュ譚代&繧・_T082570

荳ュ譚代&繧・_T082733定番ながら、カフェ・ド・フロール(172 boulevard Saint Germain),の朝食もとりあえずは、リストアップしたい。季節がよければ、オープンの7時ごろからテラスに陣取り、朝食セットを頼む。フランスパンにお好みでジャムやバターを塗ったタルティーヌとクロワッサンにオレンジジュース、カフェクレーム。ちなみにカフェクレームとはカフェオレのこと。なぜかフランスではカフェオレという飲み物はないのだ。パリに来たら、まずここで朝食ををとれば、感激もひとしお。あー、パリだ、と万感の思いに浸れることまちがいなし。
ついでに隣の老舗カフェ、ドゥ・マゴも同じような気分に浸れるし、こちらのほうが、サンジェルマン・デ・プレ教会の真向かいということもあってさらに気分は高揚?   かと思いきや、いまはカフェ・ド・フロールのほうが人気ある。パリジャンには、どちらかの派閥があるほど人気は二分されているのだが、フロールのほうが、サービスの質もよくて心地よいという意見が多い。私もフロール派だ。昼間はぎっしり人で埋まっているテラス席も朝7時ごろならひと気がなく、テラス独り占め状態だ。

 

 

 

 

_AET0677

さて、フロールを出たら、サンジェルマン大通りをデプレと反対側に歩いていこう。店も少なくなり住宅地に向かっていく。しかし、ラスパイユ大通りを渡ってバック通り(rue de Bac)に入るといまをときめくグルメエリアにやってくる。

バック通り界隈はいまや、スイーツ天国。パティスリー・デ・レーヴ、ジャック・ジュナン、フィリップ・コンティチーニなど人気のパティスリーが目白押し。そんな旬のエリアに美食の詰まったパッサージュができた。まずは、ボーパッサージュ(83 rue de Bac、53-57, rue de Grenelle)へ。グルネル通り、ラスパイユ大通り、バック通りに囲まれた1万平米の広大なスペースにグルメ心くすぐる店が満載。

 

 

 

 

_AET0393-2
_AET0768

_AET0071ヤニック・アレノのネオビストロ(写真中)、ティエリー・マルクスのブーランジェリー(写真左)、アンヌ=ソフィー・ピックのカジュアル・フード、ピエール・エルメのカフェ(写真上)、老舗チーズ店のバルテレミー、海の幸のストリート・フード、歴史ある名精肉店、京都の名門コーヒー店、ビオを専門とするスーパーマーケット、カルフールなどが入り、まさにパリの新名所。観光客はもちろん、パリジャン、パリジェンヌが朝食をティエリー・マルクスで、ランチをアレノテックで、打ち合わせをピエール・エルメでしていたりして、彼らの日常ものぞける。

このあたりは、インテリア雑貨の店も集まっている。パリ一洗練されたデパート、ボン・マルシェまでパリらしいインテリアを参考にしながら、雑貨のお買い物も楽しい。

 

text  Michel D’Angelo

観光局、宿泊施設などとの協賛企画、広告、スポンサーを随時募集しております。
雑誌、書籍などグルメと旅の企画執筆、旅程、宿、レストランなどのコンサルティングもお気軽にお問合せください。
問い合わせ先:agenceparis@groumet-traveller.com

Copyright © 2019 groumet-traveller,all Rights Reserved.
記事・写真などの無断転載は禁じられています。

Top