眺めるだけで涼しくなる「星野リゾート 界」14種類のご当地かき氷

カテゴリー/ GOURMET |投稿者/ Gouret&Traveller
2019年07月18日

星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」が、毎年行なっている人気イベントが今年も開催されます。2019 年 8 月 31 日まで、シロップや盛り付けで地域の魅力を表現したかき氷に出会える「界のご当地かき氷 2019」。新登場のかき氷も登場、今年もざまざまな地域の魅力を探りに行ってみませんか?

「星野リゾート 界」は、星野リゾートが全国に展開する日本初の温泉旅館ブランド。日本らしさと快適性を追求した空間やサービスが特徴です。旅の醍醐味であるご当地らしさを堪能、「ご当地楽」のおもてなしと滞在を通して地域の文化に触れる「ご当地部屋」で地域の文化に触れる滞在ができます。

そんな地域の特徴を生かしたかき氷が並びます。夏の風物詩のひとつかき氷は、古くは平安時代、枕草子にも描かれています。「王道なのに、あたらしい」をコンセプトに掲げる界では、冷たいもので暑さをしのぐという昔ながらの知恵を取り入れつつ、その地域オリジナルのかき氷で夏を満喫。さまざまなエリア足を運びたくなる、界のご当地かき氷をご紹介します。

 

 

ワインかき氷:界 松本(長野県・浅間温泉)

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アートな空間が広がるこの旅館は、豊かな源泉から引く温泉を八種十三通りに楽しむことができます。信州の茸や果物などの旬菜膳が季節を運びます。

松本市に隣接する塩尻の桔梗ヶ原地域は長野ワイン発祥の地といわれており、界 松本では約 50 種類の桔梗ヶ原ワインを揃えています。かき氷にはその中のひとつ、フルーティーな「コンコード種」ワインのシロップを使います。また、一つ一つが手作りの葡萄の陶器は可愛らしく丸みのある手触りが特徴です。アルコールをとばしているため、お酒が苦手な方も楽しめます。ワインと器、作り手の思いを感じながら大人な夕涼みのひとときを過ごすことができます。

 

 

 

アートかき氷:界 仙石原(神奈川県・仙石原温泉)

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標高約700メートル の仙石原高原の雄大な自然に抱かれた、全室露天風呂付きの温泉旅館。アートを鑑賞するものではなく、表現するものと捉え、さまざまな手法や材料で表現していきます。

周辺に美術館が多く立ち並ぶ界 仙石原では、キャンバスに見立てた真っ白な氷を、好みの色のシロップで自由に彩ることができる「アートかき氷」が用意されます。いちごや旬の青みかんといった鮮やかな色合いのシロップを絵の具のように並べて、好きな色や味の組み合わせを楽しめます。また小田原のガラス作家、「ipada(イパダ)」の 濱舘 寛氏と村木 未緒氏による手作りのガラスの器を使用し、見た目も涼やかです。

 

 


トマト尽くしかき氷:界 阿蘇(大分県・瀬の本温泉)

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木立の中、露天で湯浴みを楽しめる12の離れが佇む宿。生命力溢れる野菜や和牛を堪能できます。阿蘇の絶景を望むテラスでは迫力の自然が楽しめます。

夏に旬を迎えるトマトを使ったかき氷。甘酸っぱい味と鮮やかな赤色が印象的です。トマトは低カロリーでさまざまな栄養成分が豊富な健康野菜で、美肌効果や風邪予防に役立つビタミン C や老化を抑制するビタミンE などをバランス良く含んでいます。風が心地よいテラスで、トマトのパワーを感じながら爽やかな夏を体感できます。

 

 

 

ねぷたかき氷:界 津軽(青森県・大鰐温泉)

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水に浮かぶ庭園を眺め、壮大な壁画や津軽こぎん刺しの調度に包まれる上質な滞在。古代檜の湯船に沈み、青森の贅沢、鮑を賞味できます。

津軽の夏の風物詩・弘前ねぷた祭りをイメージした「ねぷたかき氷」。 8 色のガラスを写し取った「津軽びいどろ」の器でねぷた祭の華やかさを、赤・青・緑のカラフルなゼリーで祭りのにぎやかさを表現しています。

 

 

 

あじさいかき氷:界 箱根(神奈川県・箱根湯本温泉)

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渓流沿いに佇む宿は全室リバービュー。風景に溶け込むような感覚に陥る半露天風呂で心身を癒したら、明治の牛鍋が待っています。

箱根エリアは標高差があるため、長い期間にわたってあじさいを楽しめます。見ごろを迎える時期の箱根登山電車は「あじさい電車」と称され、電車に揺られながらの鑑賞が夏の風物詩にもなっています。あじさいの名前の由来は「あづさい」(集真藍)。青い花が集まって咲くその姿はとても爽やかです。その色味をゼリーやシロップで表現したかき氷です。

 

 

 

きな粉ミルクかき氷:界 川治(栃木県・川治温泉)|

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渓流沿いの宿は、里山が育んだオーガニックな知恵が満載。せせらぎに包まれる岩風呂、水車小屋での粉挽きなど未知なる旅が始まります。

川治では、きな粉と相性が良いミルクを合わせた「きな粉ミルクかき氷」を用意します。栃木県は昔から大豆の生産が有名で、栃木県の里山では石臼を使って大豆を挽く手法できな粉を作っていました。濃厚なミルクの味わいに、きな粉がふわっと香り立ち、年齢を問わず楽しめます。館内の「里山工房」では、風味の異なる 4 種類の大豆から好みのものを選び、石臼を使ったきな粉挽き体験ができます。そこで挽いたきな粉をかければ、さらに香り立つかき氷の完成です。

 

 

 

 

花色かき氷:界 伊東(静岡県・伊東温泉)

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館内のさまざまな場所で豊富な湯量を誇るかけ流しの温泉を楽しみ、1泊2日で伊豆の四季を体感できる宿に生まれ変わりました。全30室の客室は、地域の伝統工芸や文化を取り入れたご当地部屋「伊豆花暦の間」に。また、三世代家族におすすめの、8名定員の「特別和室」が星野リゾートで初めて誕生しました。

伊豆は温暖な気候で、年間を通して四季折々の花を楽しめる地域です。「花色かき氷」は、初夏から夏にかけて伊東周辺で咲く花を表現しました。伊東市にある松川湖で咲き乱れるキンシバイの黄色、アベリアの桃色、紫陽花の青色で彩られた見た目にも華やかな一品です。伊豆名産の柑橘の酸味やいちごの甘み、ラムネの爽やかさで暑い夏でもさっぱりと食べられます。

 

 

 

 

見たまんまいちごかき氷:界 日光(栃木県・中禅寺温泉)

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端正な姿の男体山を眼前に望み、四季をくっきり映す湖を一望する宿。檜造りの湯船や岩組の露天風呂に浸ると日々を忘れます。

いちごの収穫量 50 年連続一位の栃木県にちなんで開発した「見たまんまいちごかき氷」。 削った氷をいちごの形に盛り付けて、甘酸っぱいいちごのシロップとほろ苦い抹茶ソースをかけました。栃木の伝統工芸品・鹿沼組子をあしらった和の空間「組子ライブラリー」で、組子越しに中禅寺湖や男体山といった奥日光の絶景を眺めながら、標高 1300 メートルの避暑地で涼しい夜のひとときを楽しめます。

 

 

 

紅茶かき氷:界 アンジン(静岡県・伊東温泉)

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青い目のサムライ三浦按針にちなみ、海や船旅に由来するアートな空間が魅力的。すべてオーシャンビューの客室、最上階には絶景露天風呂を備えた、海に誘われる宿です。

施設名の由来となった英国人航海士・三浦按針(あんじん)にちなみ、イギリスで古くから親しまれている紅茶をベースにしたシロップでいただくかき氷です。ミルクティー味とレモンティー味の 2 種類から選ぶことができ、紅茶の豊かな香りと上品な甘さを楽しめます。最上階のサンブエナデッキで雄大な海を眺めながら、海風と共に紅茶のかき氷で贅沢な涼を感じることができます。

 

 

 

 

りんご尽くしかき氷:界 アルプス(長野県・大町温泉)

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雪国のアーケード「雁木(がんぎ)」に沿って両側に客室や温泉棟が建ち並び、アルプスの絶景と雪解け水をたたえた川を望みます。掘りごたつで温まり、囲炉裏のもてなしに安らぐ滞在ができます。

信州は、全国でも有数のりんごの名産地です。3 種類のりんごを使った「りんご尽くしかき氷」は、ごろっとした果肉の食感を味わえるシロップと香り豊かな青りんご「ブラムリー」のシロップを氷で覆い、最後に上から爽やかな酸味をもつ「紅玉」のシロップをかけます。種類ごとの異なる風味を楽しめるりんごづくしのかき氷です。涼やかな風を感じる囲炉裏や中庭の小川に足を浸して、ひんやりと夏のひとときを楽しめます。

 

 

 

 

遠州綿紬かき氷:界 遠州(静岡県・舘山寺温泉)

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全室から浜名湖を望める温泉宿。茶の木とツツジが配された「つむぎ茶畑」やお茶のおもてなしで、静岡の魅力を再発見できます。

2019 年春、界 遠州に地元の工芸品・遠州綿紬(つむぎ)の縦縞をイメージした「つむぎ茶畑」が誕生しました。「遠州綿紬かき氷」は、そのつむぎ茶畑を表現した可愛いらしいかき氷です。紅葉したドウダンツツジと茶の木の緑が織りなすストライプを 2 色のシロップで表現します。緑のシロップには深蒸し煎茶を用いました。見た目の可愛さだけで なく、いちごの甘酸っぱさと煎茶の爽やかな渋みの味わいを楽しめます。

 

 

 

 

加賀棒茶かき氷:界 加賀(石川県・山代温泉)
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歴史ある加賀伝統建築が特徴の温泉宿。九谷焼、加賀友禅、加賀水引などをモチーフにした設えが、滞在を鮮やかに彩ります。

芳ばしい香りとすっきりとした味わいで、江戸時代から長年親しまれている加賀棒茶。その加賀棒茶のシロップと金箔をかけて、華やかな九谷焼の器でいただく伝統香るかき氷です。テラスに並ぶ加賀水引の灯りが、 宵闇をそっと照らす幻想的な雰囲気の中、加賀らしさを存分に詰めこんだかき氷が夏を彩ります。

 

 

 

 

藍いちごかき氷:界 鬼怒川(栃木県・鬼怒川温泉)

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鬼怒川の渓流沿いに建ち、館内に益子焼や黒羽藍染などのとちぎ民藝がちりばめられた温泉宿。益子焼の水琴窟が柔らかな音色を奏でる中庭は、芽吹きから紅葉、雪景色へと移り変わります。

栃木名産の藍いちご(別名:ブルーベリー)を使ったかき氷です。栃木県は知る人ぞ知るブルーベリーの名産地で、夏にはブルーベリー狩りが盛んです。かき氷が人気の「日光アグリ工房」が、採れたての生のブルーベリーを使って界 鬼怒川専用のシロップを仕立てました。果実の粒をシロップに残すことで、ブルーベリー本来の酸味と甘味を楽しむことができます。

 

 

 

 

生姜かき氷:界 出雲(島根県・玉造温泉)

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全客室に露天風呂を備えた宿。ズワイガニや滋養あふれる海の幸は忘れられない味わい。毎夜、伝統芸能「石見神楽」が催され、出雲文化が息づきます。

生姜を使ったオリジナルのかき氷です。生姜は、風味、香りが大変良く爽やかな辛味が特徴です。「娘やるなら出西郷へ、生姜の匂いで風邪ひかぬ」と島根の民謡で唄われており、風邪の予防に使われてきました。また身体を温める食材としても親しまれており、出雲国風土記にもその名が記されています。甘さの中にピリッと香るシロップで、暑い夏を乗り越えることができます。

 

 

 

 

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界のご当地かき氷2019
■期間:2019 年 7 月 13 日~8 月 31 日
■料金:無料
■詳細:https://kai-ryokan.jp/features/summer2019/20180521120034.html

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