「マイ・エンジェル」マリオン・コティ ヤールが出演を熱望した気鋭の女性監督による感動作

カテゴリー/ PARIS |投稿者/ Gouret&Traveller
2019年08月02日

「マイ・エンジェル」
2019年8月10日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開

「マイ・エンジェル」メイン

南仏コート・ダジュールの美しい海辺の街、友人同士でなごやかに行われている結婚式。シングルマザーだったマルレーヌは、娘のエリーとともに幸せになれるはずだった。しかし、新婦は、結婚式の夜、新郎にひどい仕打ちをし別れを告げられる。その日暮らしで娘とささやかに暮らすマルレーヌだったが、破綻した結婚に絶望し、自暴自棄になっていく。ある日、娘に化粧を施し、怪しげなパーティに一緒に連れて行く。娘がお酒を飲んでいてもおかまいなし。現実から逃れるように、いたいけな娘を残し、パーティで会った男と行方をくらます。
何日ももどらない母親を待つエリーは、学校に行ってもクラスのつまはじきにされ、いじめにあい、誰ひとり救ってくれる人はいない。孤独のなか子どもながらに、なんとかして生きる術を見つけようともがく。

フランス語の原題は、「Geule D’Ange」、「天使の顔」という意味だ。マリオン・コティヤール演じるマルレーヌは、娘のエリーを「天使の顔」と呼んで愛情を表現している。しかし、愛に傷ついてきたマルレーヌは、うまく娘と向き合うことがでない。

 

 

 

 

 

「マイ・エンジェル」サブ1

「エディット・ピアフ 愛の讃歌」でオスカー女優となったコティヤールが、異例というべき新人女性監督、ヴァネッサ・フィロとのコラボレーションに挑んだのが、この作品だ。なかなか仕事を受けないといわれるコティヤールが、この作品に出演を熱望。「すばらしい監督の誕生」と語り、フィロへの賛辞を送る。脚本を読んですぐに監督に会うことを決めたコティヤールだったが、このプロジェクトを映画にしなければ、という差し迫った思いを彼女から感じとった。これこそ「仕事をともにする監督」に求める条件だったという。フィロは、初監督作品で、カンヌ国際映画祭「ある視点部門」に出品されるなど高い評価を受けている。

 

 

 

 

 

「マイ・エンジェル」サブ5

「マイ・エンジェル」サブ2

コティヤールは、我が子を愛しく思いつつも、愛情をかけられない母親を渾身の役作りで表現。子役のエイリーヌ・アクソイ=エテックスが、ひとりで懸命に生きる少女を演じる。

エイリーヌなしには、この作品は実現しなかったのではないかと思わせる熱演だ。ときに、娘のエリーの視点から捉えられるストーリーは、演じ手の説得力にかかっている。健気に孤独と対峙しているだけではない、強烈な寂しさを、移動遊園地で偶然出会ったフリオにぶつける。その心の絶叫に涙せずにはいられない。光り輝くはずの南仏の太陽と海が、エリーにとっては切なく哀しい。

 

 

 

 

 

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「マイ・エンジェル」
監督 ・脚本
ヴァネッサ・フィロ
キャスト
マリオン・コティヤール、エイリーヌ・アクソイ=エテックスほか

配給会社ブロードメディア・スタジオ

© 2018 WINDY PRODUCTION – MOANA FILMS – MARS FILMS LYNK HOLDINGS

 

 

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