憧れのディスティネーション、 「ホテル ・エデン・ローマ」130周年 特別イベント開催
2019年08月08日
1889年の創業以来、王族、国家元首、世界中のセレブに愛されてきた「ホテル・エデン・ローマ」。その 国や都市を代表するランドマーク的存在のホテル・コレクション、ドーチェスター・コレクションの一軒で、鉄道のテルミニ駅に近い好立地もあり、ローマを訪れる外国人旅行者には、人気のデスティネーションだ。観光スポットのスペイン広場や美しいボルゲーゼ公園も徒歩圏内にある。豊かな伝統を持つローマ中心部のオアシスとしてその名を世界に知られ、永遠の都であるローマとサンピエトロ大聖堂のドームの眺めがすばらしい最上階のレストランもぜひ訪れてみたい場所のひとつである。
今年130周 年を迎える「ホテル・エデン、ローマ」は、ドイツ・ミュンヘン生まれのホテル経営者フランチェスコ・ニステルウェックが、ローマの中心部、ポルタ・ピンチアーナ通りとルドヴィージ通りの交差点に立つ当時3階建てのレジデンスを 気に入り、ホテルに改装して誕生した。ホスピタリティの高さが世界的に評判を呼び、国際映画祭を含むさまざまななイベントの会場としても歴史を刻んできた。多くの著名人を顧客リストに持ち、映画女優のイングリッド・バーグマンと夫で映画監督のロベルト・ロッセリーニも常連客だった。イタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニは、ホテルの最上階 から見えるすばらしいローマの景色をインタビューの背景としてよく利用していた。また、オーストリアの精神分析学者フロイトも、ローマの常宿としていた。ベルギーの漫画家エルジェは、『タンタンの冒険』を感謝の気持ちとしてホテルスタッフに贈ったという。
そんなエピソードに富んだ「ホテル・エデン・ローマ」では、2019年末まで、130周年を記念する3つのイベントを開催する。
期間中、ドライ・ベルモット、カンパリ、トニックウォーター、オレンジビターズをベースにオリジナルのレシピに沿って作られたカクテル、料理 (蛸とセロリ)、スピリチュアルを含む特別なコースを楽しむことができる。
また、エクゼクティブ・シェフのファビオ・シエルヴォが、ホテルが誇る歴史的なメニューのレシピに現代的な解釈を加えて、コンテンポラリーなスタイルに再構築。ホテル内のミシュランスターレストラン 「ラ・テラッツァ」にて、セットメニューが、100ユーロから味わえる。
イタリアの作家ガブリエーレ・ダンヌンツィオは、ホテルが 開業した1889年に宿泊し、代表作の一つとなる『快楽の子』を同年出版。エデン・スパでは、この傑作を祝う リチュアルをイタリアの高級スキンケアブランド「Mei」と 共同で開発。イチジクのフレグランス、ローズとジャスミンのエッセンシャルオイルを用いた130分のコースが、495ユーロから提供される。
完璧なサービスとユニークなスタイル、そしてイタリアらしい魅力を随所に感じることができる「ホ テル・エデン・ローマ」。その長い歴史を通じてローマのシンボル的ホテルとして親しまれてきた。温かなおもてなしと自宅のようにくつろげる雰囲気で、忘れられないローマの旅を演出くれることまちがいなしだ。
ドーチェスター・コレクション・リザベーションセンター 0120-914-084
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