アグリツーリズモで新しい旅のスタイルを体験しよう「星野リゾート リゾナーレ那須」

カテゴリー/ VISIT |投稿者/ Gouret&Traveller
2019年10月21日

2019 年 11 月 1 日、栃木県那須町にリゾナーレブランドとしては4番目の「星野リゾート リゾナーレ那須」が「アグリツーリズモリゾート」をコンセプトにオープンする。地域の生産活動に触れる体験を軸に、リゾートホテルでの食事やさまざまなアクティビティを楽しむ新たな旅のスタイルに期待が膨らむ。

栃木県北部・那須岳の山裾、標高約 500m に位置する「星野リゾート リゾナーレ那須」は、農作物を育む地域の風景に親しみながら、アグリツーリズモを楽しめる絶好の地。約 4 万 2 千坪の広大な敷地に、宿泊棟、農園「アグリガーデン」、アクティビティ施設「POKO POKO」、2 つのレストラン「OTTO SETTE NASU (オットセッテナス)」・「SHAKI SHAKI (シャキシャキ)」などが点在し、カップル、グループ、ファミリーなど幅広い層のゲストが大自然の中で新しいかたちのリゾート滞在ができる。東京からは、新幹線とバスで約 1 時間半のロケーション。那須塩原駅からはバスの送迎もあり、気軽に訪れることができそうだ。

 

 

 

 

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アグリツーリズモとは、イタリア語でアグリクルトゥーラ(農業)とツーリズモ(観光)の造語。都会の喧騒から離れその土地の農体験や自然体験、文化交流を楽しむ観光のスタイル。ヨーロッパ発祥と言われ、イタリアを中心に世界各国で楽しまれている。

栃木県那須エリアは、那須連山が広がり、自然豊かな環境にあるため、農作物の生産活動が盛んな地域。大自然を身近に感じられるアクティビティを年間通して楽しむことができる。そこで、 地域の生産活動に触れる体験を軸に、リゾートホテルでの食事やアクティビ ティなど、「地域の魅力×リゾート滞在」を新たな旅のスタイルとして発信する「アグリツーリズモリゾート」をコンセプトとしたという。

 

 

 

 

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アグリツーリズモリゾートでの滞在の軸となるのは、生産活動に触れる体験。生産活動のフィールドとなる畑や田んぼは那須エリアの象徴的な風景のひとつ。施設に隣接して田んぼが広がっており、施設内には農園「アグリガーデン」がある。その中の畑や温室「グリーンハウス」では、通年で約 80 種類以上の野菜やハーブを育てる予定だ。

 

 

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天然生林に建てられた客室は全 43 室 。客室は、大自然の中にありながら、リゾートとしての快適性と洗練された空間デザインを兼ね備えている。
本館・別館 (別館内 2 エリア)の 3 つのエリアで 計 14 種類の部屋タイプ。どの部屋からも移り変わる季節や自然を身近に感じることができる。内装は、リゾナーレ八ヶ岳・熱海の客室を手がけた「クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)」が設計。那須の大自然をテーマにし、洗練されながらも親しみやすいデザインとなっている。

 

 

 

 

 

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アグリガーデンでは、地元農家からのアドバイスの有機農法を参考に、畑の耕耘 (こううん)から肥料づくり、野菜やハーブの種まき、収穫まで一連の農作業を実践する。農業体験=収獲体験ではなく、その日の農作業をスタッフがファーマーとしてゲストにレクチャーしてくれる「ファーマーズレッスン」を開催。また、アグリガーデン内のグリーンハウスでは、作物を無駄にしない農家の暮らしをヒントにしたワークショップ「農家の手仕事」や、さまざまな種類のハーブを自由に摘み、ハーブティとして楽しむ「オリジナルハーブティづくり」(写真上)を開催予定。
アグリガーデンで栽培する野菜やハーブは、ワークショップのほかに、季節や収穫量に応じて各レストランやカフェで一部活用する。リゾート内には、メインダイニング「OTTO SETTE NASU」、ビュッフェレス トラン「SHAKI SHAKI」、POKO POKO 内の「BOOKS&CAFE」があり、イタリア料理のコースや、ビュッ フェスタイルの食事、ピッツァランチなどを通じてさまざまな食の楽しみ方を満喫することができる。

 

 

 

 

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<食の楽しみ方>
■メインダイニング「OTTO SETTE NASU」(写真上)
リゾナーレ八ヶ岳・トマムに続く、3 つ目の「OTTO SETTE」。 那須では、イタリアのトスカーナ州の郷土料理をフルコースにしたてた。素材は、地域の生産者たちが丹精込めて育て上げた旬の食材。料理とともに楽しむのは、ソムリエがセレクトしたイタリア の自然派ワイン。森の中のレストランは格別な非日常体験だ。
<料金>夕食:1 名 11,818 円(税別) *要事前予約

■ビュッフェレストラン「SHAKI SHAKI」(写真中)
朝食は、野菜の食感をダイレクトに楽しむサラダや香り高い 15 種類のパン、高原で育った牛乳などのメニューを提供する和洋ビュッフェが楽しめる。また、夕食は、イタリア料理の冷菜や温菜が並ぶビュッフェとともに、メインディッシュは日替わりでローストビーフや豚肉のポルケッタをそれぞれのテーブルに届け、目の前で切り分けるなど、ライブ 感あふれる演出が楽しい。
<料金>朝食:1 名 2,545 円、夕食:1 名 5,636 円 *いずれも税別、要事前予約

■「BOOKS&CAFE」 (写真下)
POKO POKO 内の BOOKS&CAFE では、石窯で焼き上げた本格的なイタリアンピッツァがランチに登場。アイスクリームやコーヒーなどのカフェメニューもそろっている。
また、一日数組限定で開催するピッツァづくりは、アグリガーデンの野菜やハーブを一部使用した素材でトッピングを行い、自分で作り上げるピッツァが楽しめる。焼き上げは、ピッツァイオーロ(ピザを焼く人)が行うため、本格的なピッツァを味わうことができる。(季節によって、 アグリガーデンの素材を使用できない場合があります)。

 

 

 

 

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アグリツーリズモリゾートでは、生産活動に触れる体験に加え、地域の自然環境を活かしたアクティビティを楽しむことができる。こだわっているのは、ランドスケープデザイン。橋からつづく 散歩道は、本館と別館をつなぐ場所として林の中での散歩をじっくりと楽しめるように、あえて蛇行をしながら進むくねくねとした道が設計されている。 

那須の大自然を遊ぶ体験ができる拠点、POKO POKO は、リゾートのコミュニティの場でもある。 「POKO POKO」の建築は文字通りポコポコと連なる3つの大屋根が特徴。存在感を感じさせながらも那須の林に溶け込んでいくよう円錐形の重なり合うユニークな外観と、どんな世代でも心地よく親しめる優しさをあわせ持つデザイン。昼は木々の間にそびえ立つアイコニックな存在感、夜には、建物の全面から内部の温かい光が溢れ出し、闇の中に屋根だけが浮かんでいるような幻想的な風景を描き出す。この大屋根を支える木の構造は丸太を組み合わせたリズミカルなデザインで、親しみやすく心地よい空間を作り出す。昼は大きなトップライトから自然光が降り注ぎ、屋外のデッキと一体となって開放感を醸し出し、夜は木の表情に反射する柔らかな光りに包まれた温かい空間となっている。

早朝の森での散策、秋は施設内に色づく紅葉の落ち葉をかき集めて楽しむ焼き芋づくり、冬は、POKO POKO での雪遊びなど、大人も子供も楽しめるアクティビティは家族連れにもぴったり。 施設内は、BOOKS&CAFE
のほかに、全長約 6.5m のネット遊具とボールプールか
らなる「プレイエリア」、託児施設「ナーサリー」を設け、全天候型施設として、子ども連れのファミリーでも楽しむことができる空間だ。施設の前には、ファイヤープレイスを囲みながらくつろぐことのできるテラスや、ソファベッドを設えた「POKO POKO 広場」が広がる。

日本にはまだ数少ないアグリツーリズモの体験ができるリゾート。この秋の休暇にさっそく予約を入れてみてはいかがだろうか。

 

 

 

星野リゾート リゾナーレ那須


栃木県那須郡那須町高久乙道下 2301
0570-073-055(リゾナーレ予約センター)
宿泊棟(本館・別館)、メインダイニング、ビュッフェレストラン、アグリガーデン、POKO POKO、 大浴場(男湯・女湯各 1 カ所)、スパ、ラウンジ 客室数 :43 室(部屋タイプ:14)
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
1 泊 21,000 円~(2 名 1 室利用時 1 名あたり、税別、朝食付)

アクセス: [電車] JR 東北新幹線「那須塩原駅」より送迎バス 40 分
                   [車]東北自動車道黒磯板室 I.C.より 30 分

URL :https://risonare.com/nasu/

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