金閣寺から徒歩圏内に、ファン待望の究極の隠れ家、「アマン京都」が誕生

カテゴリー/ VISIT |投稿者/ Gouret&Traveller
2019年11月03日

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いつできるのかと心待ちにしていたファン多いことだろう。日本で3軒目の「アマン」が京都に誕生した。
サンスクリット語で“平和なる“を意味する「アマン」は、1988年に誕生した。世界中の旅人を虜にするこのプライベートなリゾート・コレクションは、21ヵ国で32のリゾートがあり、いずれもその土地の歴史と文化に静かに溶け込む極上のロケーションに佇む。

自然林を有する約32万平方メートルの敷地内の約2万4000平方メートルに客室やダイニング、スパなどの施設が点在する「アマン京都」。

金閣寺から徒歩で20分ほど、無数の山紅葉が彩る閑静な鷹峯地区に、江戸初期に琳派の創始者、本阿弥光悦が居を構え、かつて芸術村として栄えた。数々のアマンを手掛けてきた建築家・故ケリー・ヒルが、この地を見出したのはおよそ20年前。光悦寺や源光庵、常照寺など、茶室や庭が美しい名刹があり、17カ所にも及ぶ京都の荘厳なユネスコ世界遺産に近接する。京都の文化に浸るには理想的なロケーションだ。

 

 

 

 

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アマン京都は、市の中心部の喧騒から離れた静寂の庭にある。かつての所有者が、織物美術館を創ることを夢見て、年月をかけて育んできた庭は唯一無二のもの。林や谷間が続く中を苔生した石畳が続き、生茂る山紅葉の樹々が囲む。山から湧き出る小川のせせらぎや小径に静かに佇む地蔵を眺めながら散策すると現れる高台への石段。別世界への誘いだ。

アライバル棟、リビング棟、レストラン棟、スパ棟、宿泊棟、2ベッドルームを備えたパビリオン棟が、静かな森のなかに建つ。客室は宿泊棟全4棟に設けた24室に加え、1棟貸しの「パビリオン」2棟がある。いずれも日本旅館に受け継がれた伝統を踏襲しながらもモダンなしつらい、自然の景観を最大限に生かしたデザインとなっている。26室ある客室は、緑豊かな庭に面し、リビングはもちろん、広々とした檜の浴槽で庭を眺めることができる。敷地内奥には、夏に蛍が舞う客室「蛍」があり、高台のパビリオンからは、楓や杉などの樹々、そして近郊の山々を望む。

 

 

 

 

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なかでも最も大きなパビリオン、「鷲ヶ峯」は圧巻だ。壁一面の広々とした窓からは庭の奥に連なる比叡山を見晴らす。パビリオンの周りには苔の美しい広場や美しい小径が森へと連なり、散策や森林浴も楽しめる。

パビリオンは、広い空間のリビングルーム、和室、ダイニングルーム、ワインセラーを含むキッチン、そして2つのエンスイートベッドルームを含む241㎡のゆったりとした造りとなっている。

また、アマン・スパは、心と身体のバランスを図るためのさまざまなトリートメントやエクササイズなどのメニューが充実している。宇治茶、丹波の黒豆、地酒、椿オイルやきびそ繭や金箔など自然由来の材料を用いたアマン京都ならではのトリートメントが楽しめる。また、庭のオープンスペースでヨガや瞑想、ブリージングエクササイズなどのマインドフルネスアクティビティや自然の中で森林浴をしたり、近郊の天然温泉がひかれた広々とした露天風呂につかり、心と身体と精神を潤す、まさに「ナチュラルウェルネス」を堪能できる。

アマン京都の中心にあるオールデイダイニングにおいても、床から天井まで届くガラスの窓がテラスに面しており、その向こうには美しい庭と林が広がる。京都のおばんざい料理からイタリアンをベースに日本の繊細な季節感を添えた創作料理まで堪能できるほか、アフタヌーンティーやバータイムも利用可能(レストランは要予約)。秋の京都滞在にぜひ訪ねてみたいパラダイスだ。

 

 

 

 

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AMAN KYOTO

京都市北区大北山鷲峯町1番
1泊1室2名利用¥110,000~(諸税・サービス料別)
26室(内スイート2室)

京都駅から車で30分

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