森脇慶子の偏愛ニューオープン⑥香り高い中華「慈華」

カテゴリー/ GOURMET |投稿者/ Gouret&Traveller
2020年01月18日

慈華 (いつか)

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素材を慈しみ、人を慈しみ、料理を慈しむ中国料理店をとの思いから、自らの新境地を「慈華」と名付けたのは、田村亮介オーナーシェフ。そう、20194月、惜しまれつつ閉店した西麻布「麻布長江」で辣腕を振るった名手だ。その彼が、8ヶ月の充電期間を経て、2019年129日、南青山に開いたのが同店。テーマは、日本の食材と中華の技法との融合だそうで、そこには、まず第一に素材の味を生かし切ることを考える田村シェフの姿勢が伺える。

 

 

 

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たとえば、北海道は昆布森の仙鳳趾を使った牡蠣の唐辛子花椒炒め。大ぶりの牡蠣は、生を感じさせつつも火はきちんと入ったその火入れ加減も絶妙。牡蠣の濃密な旨味と唐辛子や花椒の芳ばしい香りとが絡み合う辛味のコンビネーションには思わずため息が出る。一方、北海道十勝や岩手の仔羊を使うラム四川香るスパイシー仕立ては、ラムを骨つきの塊のままいわゆる低温調理法で焼き上げた後、豆板醤や豆チなど四川ならではの調味料で一気に味付け。フレンチを思わせる手法を用いながらも着地点は、紛れもなく中華料理になっている。シックでモダンな店で、古くて新しいチャイニーズを味わいたい。

 

 

 

 

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 慈華(いつか)

港区南青山2-14-15 五十嵐ビル2F

最寄り駅 東京メトロ銀座線外苑前駅

03-3796-7835

火~金  11:3014:30(L.O) 18:0022:00(L.O)

土・祝・日 12:0014:30(L.O) 18:0022:00(L.O)

定休日 月曜日(その他不定休)

ランチ6000円、10000円、ディナー15000円、23000円、30000

 

森脇慶子(もりわき けいこ)
「dancyu」や女性誌などで広く活躍する料理ライター。毎日、取材はもちろん、プライベートでもひたすら食べ歩く。著書に「東京最高のレストラン(共著)」(ぴあ)、「行列レストランのまかないレシピ」(ぴあ)ほか。

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