サンカラホテル&スパで屋久島の魅力を満喫する優雅な旅vol.1

カテゴリー/ VISIT |投稿者/ Gouret&Traveller
2020年03月11日

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ひと筋ひと筋柔らかい光がゆっくり樹々の隙間からおりてくる。予報では雨だったこの日、空は限りなく青く、新緑の明るいグリーンが山肌のそこかしこに浮かび上がる。自然休養林 、「ヤクスギランド」の静寂に包まれた緑の世界。その美しさはまるでテーマパーク、しかしそれは人工的な作りものではなく、時を経て地球が作り上げた偉大なる自然の姿。

東京から大阪伊丹経由のプロペラ機で到着したのは、周囲約134km、島の90%が森林という圧倒的な自然が残る「屋久島」。島の最大の特徴は、亜熱帯 から冷温帯まで垂直分布する特異な植生で、北海道から沖縄まで、日本列島を凝縮させた気候と自然が、この小さな島に詰め込まれている。1993年には世界自然遺産に登録された世界に冠たる魅惑的な島だ。

小さな空港に降り立ったのは、10周年を迎えるリュクスな「sankara hotel&spa 屋久島」を訪れ、屋久島の魅力を満喫するためだった。迎えに来てくれていたホテルのガイド、大木信介さんがさっそくこの屋久杉と苔むす山に送り込んでくれたのだ。

 

 

 

 

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「奇跡の集合体」と屋久島を総称する大木さん(写真上)は、東京を起点に山岳写真家として活躍していたが、東日本大震災を経験して、屋久島に移住することを決めた。屋久島の自然はもちろん、島の動きやすいサイズや地形、土壌、雨の多い気候そしてなによりも、その雨がもたらす森の美しさに魅了された。3月から少しずつ始まる新緑はまた格別に麗かな季節。下の写真は大木さんの撮影。この形容し難い新鮮な色に衝撃を受けたという。「ヤクスギランド」に向かう車から見る景色はまさに新緑の始まりを迎えていた。

「ヤクスギランド」は、標高10001300mに広がる、面積約270ヘクタールの神秘の森。 30分~210分の5つのコースに分かれており、50分コースまでは歩道が整備され、今から300年ほど前に伐採された森。切り株がいたるところに残っており、森の歴史を知ることができる。

 

 

 

 

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今回は、150分コースの約3キロ、「やすらぎの森」コースを進んでいく。推定樹齢数千年を超える巨大な杉が複数あり、見応え満点のコース。時間があまりない人や体力のない人も気軽に屋久島の森探索ができるのが「ヤクスギランド」。整備され、とても歩きやすい道中、屋久杉に圧倒され、激流の橋を渡り沢の音を楽しみ、生まれたての杉を探し、見上げては絶景が圧巻、下を向けば苔に癒される。

屋久杉の定義は、屋久島の500メートル以上の山地に自生し、樹齢千年以上のもの。樹齢千年未満のものは「小杉(こすぎ)」と呼ばれる。昔から生活に密着し、かつては米の採れない屋久島で、年貢として杉が用いられたと、大木さんは説明してくれる。

 

 

 

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右から倒れた杉が下の杉を支え、融合してできたといわれているくぐり杉は最後に通る。「ヤクスギランド」の各コースでは、遊歩道をこのくぐり杉がまたぐように生えているため、訪れた人は必ずここをくぐることになる。樹齢は不明、樹高は25.7m、胸高周囲3.2m。屋久杉には満たないサイズの杉ながら、この森を去る時に別れの杉としての役目を担っている。

森の中は、屋久島で最も高い樹高を誇る天柱杉ほか、仏陀杉や双子杉、母子杉、ひげ長老などインパクトのある形状のさまざまな杉が散在する。緑の絨毯に落ちている椿の紅が苔に映えて印象的だ。森には、ヤクシマザルやヤクシカが生息している。大人でも小さくバンビのようなヤクシカは数が減ってしまったとのことだが、ふさふさの毛に包まれたヤクシマザルにはどこでも遭遇できる。人間のことをまるで恐れていない。人間は、敵でも味方でもない、猿にとって無関心な存在だ

 

 

 

 

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森を出たら、車で15分ほどのところに紀元杉がある。 標高約1,200メートルの安房林道沿いにあり、樹高19.5メートル、胸高周囲8.1メートル。推定樹齢3千年といわれているそうだ。ヒノキ、ヤマグルマ、ヤクシマシャクナゲ、ナナカマドなど約12種類の着生樹があるとのこと。それぞれ樹上に育っているとは思えないほどの大きさに育っている。これこそ想像上の迫力ある屋久杉だった。憧れの縄文杉までは、往復約10時間の道のり。気力と体力に自信がない限りなかなかそこへは到達できない。

 

 

 

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屋久杉をあとにしてホテルに向かう。いつか広告でみかけたインフィニティプールのイメージ。天気に恵まれてラッキーと思いつつその眺めを思い浮かべる。エントランスの扉を開けてくれるスタッフに迎えられ、一歩中に足を踏み入れると、その風景が現れた。青いプールに海と空が続く水平線。山の中に規則的に組みこまれたヴィラは深い森に囲まれている。プールサイドで、ウェルカムドリンクの屋久島名産タンカンジュース。森のざわめきだけが聞こえるだけで、目の前を遮るものが何もない贅沢。

 

 

 

 

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ヴィラと本館はカートでの送迎がある。部屋のどの窓からも木々の緑しか見えない。自然の森の借景で部屋は彩られる。トレッキングの疲労がすぐに癒されるよう、バスタブにはお湯が張られて、心身共にリラックスできるようになっていた。

 

 

 

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 サンカラ(sankara)は、サンスクリット語で、「天からの恵み」。自然体験、美食、癒しをテーマにバトラーサービスを擁し、最上級のステイができるオーベルジュスタイルのリゾートホテルだ。朝と夜は宿泊プランに組み込まれており、エグゼクティブシェフ、武井智春さん(写真上)の指揮のもと、ガストロノミックフレンチの「オーカス(okas)」とカジュアルフレンチの「アヤナ(ayana)」の2つのレストランで食事ができる。

最初の夜は、「アヤナ」(写真下)へ。前菜2品に、里芋のスープ、黒牛のラグーソースのタリアテッレ、メインには、パルマンティエののった牛頰肉の赤ワイン煮。合わせてゴッセにブルゴーニュの赤をソムリエに選んでもらう。黒牛はいずれも鹿児島のなかやま黒牛。そして食べごろのチーズが登場。季節も終わりかけ、貴重なモンドールをシャブリとともに選ぶ。ラストはワゴンでタルトやシフォンケーキなどから好みのデザートをチョイス。地の食材をふんだんに使ったフランス料理に、チーズやデザートのサプライズ。自然の恵みを存分に味わうことができる。翌日は、白谷雲水峡へ。新たなアドベンチャーが待っている。

sankara hotel&spa 屋久島  

https://sankarahotel-spa.com/

 サンカラホテル&スパで屋久島の魅力を満喫する優雅な旅vol.2

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