人気鉄道写真家 櫻井寛さん 『列車で行こう! JR全路線図鑑』より、おすすめの紅葉列車

カテゴリー/ VISIT |投稿者/ Gouret&Traveller
2017年10月12日

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NHK「さし旅」でHKT48の指原茉乃さん、日本テレビ「マツコの知らない世界」でマツコ・デラックスさんと共演するなど、テレビでも活躍の人気鉄道写真家・櫻井寛さん。少年時代から筋金入りの“乗り鉄”“撮り鉄”だった櫻井さんならではの視点で、JR北海道からJR九州まで、189すべてのJR路線を網羅したガイド『列車で行こう! JR全路線図鑑』が発売になりました。眺めているだけで旅をした気分になれる楽しい一冊です。この本のなかから日本中の鉄道を熟知した櫻井さんが教えてくれる、この秋おすすめのJR鉄道路線をご紹介します。

 

 

 

 

JR 北海道 根室本線 滝川〜根室

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広大な北海道を横断する北海道最長の路線、443.8キロ、日本の最東端を走ります。狩勝峠は北海道で一番早く紅葉が始まるところ。厚岸〜糸魚沢間の別寒辺牛湿原は、キタキツネやエゾシカなどが生息する北海道ならではの広大な原野がひろがります。写真は別寒辺牛湿原を行く根室行き。厚岸〜糸魚川間

 

 

 

 

JR東日本  陸羽東線 小牛田〜新庄

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松尾芭蕉の「奥の細道」の足跡をたどることができます。愛称は、「奥の細道湯けむりライン」。その名の通り、川渡温泉、鳴子御殿湯駅、鳴子温泉、中山平温泉と温泉駅が続きます。紅葉が美しいのは、鳴子温泉と中山平温泉の中間にある鳴子温泉郷。日本一ともいわれる紅葉スポットです。写真は、紅葉の鳴子峡を行くディーゼルカー。鳴子温泉〜中山平温泉間。

 

 

 

JR東海 高山本線  岐阜〜猪谷

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木曽川、飛騨川渓谷の絶景路線。飛騨高山や下呂温泉など人気観光地もあります。下呂温泉のホームには温泉が湧いています。高山本線は、本来岐阜と富山を結ぶ線ですが、岐阜〜猪谷間はJR東海、猪谷〜富山間はJR西日本となっています。写真は、飛騨川の清流に沿って走るワイドビューひだ号。

 

 

 

 

 

JR西日本 木次線(きすきせん) 宍道〜備後落合

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中国山地の山奥へ進み、JR西日本の最高地点、標高727メートルの三井野原駅を走ります。4月からは、トロッコ列車「奥出雲おろち号」が、夏休みはほぼ毎日、秋は紅葉シーズンまで週末を中心に登場し、人気を博しています。始発の木次駅は、神話の舞台で、「八岐大蛇駅」の別名があります。亀嵩駅は、駅長が蕎麦屋をやっていることでも有名です。また、100歳のタヌキゆかりの延命水が、ホーム横から湧き出す、出雲坂根駅が観光客を集めています。写真はスイッチバック区間を走るトロッコ列車「奥出雲おろち号」。

 

 

 

 

JR四国 土讃線 多度津〜窪川

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起点の多度津(たどつ)駅は、四国の鉄道発祥の地。琴平駅は金毘羅宮の最寄駅となっています。琴平駅を過ぎると香川県と徳島県の県境にある猪ノ鼻峠の山並みが迫ってきます。峠を越えると吉野川に沿って走り、徐々に険しい渓谷と化し、小保危峡、大歩危峡を通過します。土讃線最大の難所、速度を落として通過します。写真は大歩危峡を行く特急「四国まんなか千年ものかたり号」。

 

 

 

 

JR九州 肥薩線   八代〜隼人

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明治時代に門司〜鹿児島間の縦貫線として開通。昭和2年に水俣を経由する海岸線が開通し主役は移り、山岳線の肥薩線はローカル線になりました。歴史の古い路線なので、明治時代の鉄道や産業遺産を見つけることができます。
球磨川を渡るときは、アメリカから輸入した鉄橋を渡ります。矢岳(やたけ)〜真幸(まさき)間の車窓からは、日本三大車窓のパノラマが広がります。九州の最高峰、霧島連峰の韓国(からくに)岳や桜島が眺めが迫ってきます。写真は球磨川鉄橋を渡る「SL人吉号」。鎌瀬〜瀬戸石間。

 

 

 

 

櫻井寛さんのおすすめのベスト列車

THE ROYAL EXPRESS(ザ ロイヤルエクスプレス)

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2017年7月に登場したばかりの新たな観光列車「THE ROYAL EXPRESS(ザ ロイヤルエクスプレス)」。東急と伊豆急が投入する関東初の「水戸岡デザイン」列車になります。走行区間は横浜駅と、伊豆半島の先端に近い伊豆急下田駅(静岡県下田市)のあいだで、車内で生演奏、1車両キッチン、工夫された親子席、展望車などが用意されています。
「ザ ロイヤルエクスプレス」は、列車への乗車(車内での食事付き)と伊豆の旅館やホテル、観光がセットになった1泊2日の「クルーズプラン」と、列車への片道乗車と車内での食事がセットになった「食事付き乗車プラン」という、2種類の旅行プランがあります。
「ザ ロイヤルエクスプレス」の客席は「ゴールドクラス」と、より上級の「プラチナクラス」という2タイプの構成。「食事付き乗車プラン」の旅行代金(大人1人あたり)は「プラチナ」が3万5000円、「ゴールド」は2万5000円(子ども2万円)です。「プラチナ」と「ゴールド」では食事の内容などが異なるほか、贅沢な空間で音楽を聴きながら食事と車窓を堪能できます。多目的トイレやカーテンで仕切れる化粧台を完備しています。寝台列車以外では、どの豪華列車より豪華、と櫻井さん一押しの列車です。
 

写真   櫻井寛

 

 

IMG_8003櫻井寛(さくらい かん)
1954年長野県生まれ。両親とも国鉄職員で幼少のころより鉄道好き。鉄道員を目指し昭和鉄道高校運輸科に入学。鉄道写真の魅力にとりつかれ日本大学芸術学部写真学科卒業。世界文化社写真部を経てフォト・ジャーナリストに。

『列車で行こう! JR全路線図鑑』世界文化社刊 3200円+税

 

 

 

 

 

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