森脇慶子の偏愛ニューオープン①モダンチャイニーズの新生 「O2」

カテゴリー/ GOURMET |投稿者/ Gouret&Traveller
2018年07月17日

チャイニーズダイニング O2  (清澄白河)

大きなガラス窓に“O2”のネオン管。解放感溢れる高い天井が、ロフトのような雰囲気を醸し出すワインバーのような空間ー。
ここが「O2(オーツー)」。この3月、清澄白河にオープンしたモダンチャイニーズの新星だ。ご主人の大津光太郎さんは、36歳。年は若いが、中華の巨匠脇屋友詞シェフのもとで約15年間、みっちりと修業を積んだ実力派だ。

 

写真上から 5000円のコースより 焼豚、とうもろこし焼売、オマールのチリソース、牛頬肉の豆豉煮込み、大津光太郎シェフ

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アラカルトがあるものの、料理はおまかせのコースが基本。だが、このコースがなかなかに振るっている。前菜の盛り合わせにスープ、野菜、魚、肉と続くコースでなんと5000円!  清澄白河という場所を差っ引いたとしても、かなりリーズナブル。それでいて、料理のレベルは、都心の一流店に決して引けを取らない。たとえば、ホワイトアスパラガスに汲み上げ湯葉のソースをかけ、山椒で仕上げた一皿やフレンチのシチューよろしく豆豉で牛頰肉を煮込んだものなどなど。
中華の枠にとらわれない自由な食材へのアプローチが、彼の持ち味だろう。また、あと5000円も奮発すれば、フカヒレ姿煮がメインのコースも楽しめる。フカヒレ1枚100gのボリューム感もさることながら、これを煮込んでいる白湯が秀逸。老鶏とモミジ(鶏の足先)、豚げんこつを高温で約6時間煮込んで仕上げる労作だ。口にすれば、 濃厚でいながらしつこさはなく、フカヒレと共に頂けば、旨味の膜が舌を覆い、長く深い余韻があとを引く美味しさ。「残ったソースとご一緒に」と出される炊きたての土鍋ごはんも心憎い配慮。一粒で2度おいしい逸品だ。
そのほか、パクチー卵炒めや麻婆豆腐、焼きたてチャーシューなどアラカルトも魅力的なメニューがいろいろ揃っている。

 

 

 

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東京都江東区三好2-15-12 峯岸ビル1F
TEL:03-6458-8988 ※予約は13時〜17時
営業時間:18時~23時L.O.
定休日:月曜(臨時休業あり)
https://o2otsu.wixsite.com/o2info

 

森脇慶子(もりわき けいこ)
「dancyu」や女性誌などで広く活躍する料理ライター。毎日、取材はもちろん、プライベートでもひたすら食べ歩く。著書に「東京最高のレストラン(共著)」(ぴあ)、「行列レストランのまかないレシピ」(ぴあ)ほか。

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