進化するトロント 旬の楽しみ方②ジャンクション・トライアングルでアート・ハンティング

カテゴリー/ VISIT |投稿者/ Gouret&Traveller
2018年11月03日

 

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最先端アート発信地「ウエスト・クィーン・ウエスト」は、ダウンタウンの西側にあり、トロントで今、最もホットなエリアといえる。なかでも近年大注目の新オシャレスポットが ザ・ジャンクション(The Junction)。

この「アート&デザイン・ディストリクト」の別名をもつエリアは、エリア内に3つの鉄道の線路の交差点があることからこの名がついた。線路を結ぶと三角形になる地域がThe Junction Triangleと名づけられたのである。東西はPerth Ave.からDundas St.の東側の線路がある地点まで、南北はBloor St.からDupont St.の南の線路までのエリア。1900年初頭から約100年間、このジャンクションの境界内では、アルコールの販売することが禁止されていたという。2000年に解禁以来、トレンディなレストランやバーなどが集まり、今や若者の街として活気にあふれている。このあたりは、家賃が安いためアーティストがアトリエを持って製作に励んでいたところ。そこにアートギャラリーが多数誕生した。

 

 

 

 

 

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もともとこの地域のアート・シーンの発信基地だった「現代カナディアン・アート美術館」 (Museum of Contemporary Canadian Art) が今年改装してMoCA (モカ/The Museum of Contemporary Art Toronto Canada 、https://moca.ca/)の愛称で、9月22日、「コンテンポラリー・アート美術館」となりニューオープンした。今は5500スクエアフィートと以前の2倍の広さになり、10階建てのうち、5階までが美術館。キックオフの展示は、2019年9月まで。アンドレアス・アンジェリダの74個のモジュラー・フォーム・ブロックを重ねた作品が展示されている。 2、3階では、16人のアーティストによる展示、「BELIEVE」を開催中。

IMG_6732そのほか、アーティストにアトリエを提供したり、ワークショップを開く場としても機能する。
このMoCA中心にこのエリアには、20軒以上のユニークなギャラリーが集まっている。さらに個性あふれるブティックや雑貨店も軒を連ねる。カウンターカルチャーを感じさせる店が多く、ヒップでスタイリッシュ、勢いに満ちている。Dundas St. W & Quebec St.あたりにギャラリーやお店が集中しているので、時間がなければそのあたりをメインに散策すればトロントの「今」を感じることができるだろう。

 

 

 

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IMG_6688まずは、MoCAでコンテンポラリー・アートを堪能したら、ランチのオススメはDrake Commissary (ドレイク・コミッサリー 、https://www.thedrake.ca/drakecommissary/)
テイクアウトもできるこのカジュアル・レストランは、ジャンクション・トライアングルのアーティスティック・ハブ。 

 

IMG_66938000スクエアフィートの広大な敷地の中、シェフ、ベイカー、メーカーが客とともに食に関する情報交換をして、イノベイティブで実験的な料理を提供している。もちろんオーガニックなどこだわりの素材を使ったからだに優しいひと皿ひと皿。写真上はトロント発祥、ケールという野菜のサラダ。栄養価が高いという評判を呼び、世界へ進出中だ。朝食からバータイムまでノンストップでオープンしているので使い勝手がよい。。

 

 

 

 

 

 

 

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ランチ後は、このエリアのギャラリー散歩に出かけよう。写真上は学校を利用してアートを展示している。ギャラリーマップも作られており、可愛い住宅地を抜けてアーティスティック、オーガニックなインテリア、雑貨屋、アンティークショップなどが集まるDundas St. W & Quebec St.などの店をのんびりのぞいてみたい。ギャラリーの作品はトロント出身の作家を扱うところが多い。気に入った作品を見つけたら購入してみるのも訪れた土地の良い思い出になりそうだ。

 

 

 

 

 

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ギャラリー散歩に疲れたら、ドレイク・コミッサリーにもどり、ヘンダーソン・ブリュワリーへ。
思いがけず、トロントはビールがおいしい。クラフトビール(地ビール)とは、その地域それぞれの特徴を生かした個性あふれるビールのことだが、そのクラフトビールを醸造している場所のことを、ブリュワリー(Brewery)と呼ぶ。北米ではクラフトビールが流行中。トロントのあるオンタリオ州ではブリュワリーが250か所以上存在するという。なかでも、トロントは、ブリュワリーの数が、40か所以上あるというほど、クラフトビールが飲まれている。
ヘンダーソンは、クラフトビールを購入できるショップが設けられており、お店で気に入ったビールを買うこともできる。また、レストラン・バーが併設されており、ビールと一緒に軽食を楽しむことができる。
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ヘンダーソンは、元倉庫を改造して造られた。公園の遊歩道の終点にあり、トロント市民の憩いの場でもある。ジェネラル・マネージャーのスティーブ・ハイメルさんが賞を授賞したというブリュワリーを案内してくれた。

 

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カナダでは、「クラフトビール」と呼ばれる地ビール。クラフト・ブリューイング(小規模なビール醸造所で職人が作ること)が始まったのは、1980年代とのこと。東部カナダではオンタリオ州が中心となり、職人の腕とそれぞれの地域の特性を生かしたビールが生産されてきた。ビールの本場、イギリスやドイツなどのヨーロッパから技術がカナダに持ち込まれ、IMG_6968「樽内で熟成させるビール(カスク・コンディションビール)」を作ることで、大量生産される均一的な味のビールに対抗し、職人の手で作る味わいのあるビール作りを広めることに成功したのだそう。試飲ができるカジュアルなバーで、たくさんの蛇口のなかから好みのビールをみつけよう。

 

まだまだトロントのアート散歩は続きます。次回は落書きから派生したグラフィティ・アートが芸術として認知されているグラフィティ・アレイなど見所を紹介します。

次回の配信は11月18日予定です。

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