シャネルのイメージメーメーカー ジャン=ポール・グードの世界

カテゴリー/ PARIS |投稿者/ Gouret&Traveller
2018年11月28日

ジャン=ポール・グード展
In Goude we trust!

Fire, CHNAEL Fine Jewelry Installation, 2012 In collaboration with Pierrick Sorrin(C) JEAN-PAUL GOUDE

イラストレーターとしてキャリアをスタートさせ、写真、映像、グラフィックといったさまざまな分野で活動を続けるジャン=ポール・グード(JEAN-PAUL GOUDE)は、長年にわたってシャネルとコラボレーションし、独自のアートワークを創り出してきた希代のイメージメーカー。シャネルと20年にわたって創造してきたコマーシャルフィルムや、自身の発表してきたビジュアル作品を、グード自らがセレクトした個展が銀座のシャネルネクサスホールにてスタートした。シャネルとのコラボレーションのハイライトとグードによるパーソナルなアート作品の2パートで構成される。

 

 

 

 

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シャネルとのコラボレーションワークとして、1990年の男性用フレグランス「エゴイスト」や92年の女優、ヴァネッサ・パラディが小鳥に扮し、鳥かごの中で歌うフレグランス「ココ」のCM映像、そして壮大な物語で完結した、フレグランス「チャンス オー ヴィーヴ」のキャンペーン映像を公開。加えて、2001年に発表されたシャネルのファイン・ジュエリーコレクション「The Five Elements」のための「ファイヤー インスタレーション」が中央に配置され、純白の衣装のダンサーにより披露される美しいパフォーマンスが魅力だ。意表をつく多数のギミックが施され、異次元の世界へと誘われる。

 

 

 

 

 

 

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グードの創作過程のドローイングやスケッチのプリントのほか、2017年にポンピドゥーセンターで発表された照明彫像のインスタレーションを写す巨大パノラマパネルが設置され、グードの艶やかで幻想的な世界へ。エントランスまでのホールには20歳でイラストレーターとしてデビューした初期作品がホールに展示され出迎えてくれる。会場内に設けるミニシアターでは、グードの初期の作品から今日までの作品や活動をまとめた映像『So Far So Goude』を上映する。

 

 

 

 

 

 

Slave to the rhythm, cut-up transparancy, Paris, 1986(C) JEAN-PAUL GOUDE

 

 

 

 

IMG_9188ジャン=ポール・グードは、1940年フランス生まれ。60年代初頭にイラストレーターとしてパリで活動開始。70年代にはアメリカに出し「エスクワイヤー」のアーティスティックディレクターに就任した。80年代に作り出したグレイス・ジョーンズのイメージが世界的に話題となる。89年には、フランス革命200周年記念パレードの芸術監督を務めた。溝口健二監督に憧れ、日本からのインスピレーションを多大に受けているという。

 

 

シャネル・ネクサス・ホール
東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階
03-3779-4001
12:00~19:30(11月30日〜17:00)
2018年11月28日から12月25日 (会期中無休 )
無料
有楽町線銀座一丁目駅8出口徒歩3分
URL
http://chanelnexushall.jp
https://chanelnexushall.jp/program/2018/jeanpaulgoude

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