「HIGASHIYA man 丸の内」数10種類の日本茶とともに、饅頭や季節の生菓子を楽しめる体験の場
2019年06月07日
「HIGASHIYA man 丸の内」
丸の内仲通り、オフィス街の一角に「HIGASHIYA man 丸の内」が誕生しました。
HIGASHIYAの名は、「日々の果子屋」からきています。和菓子の歴史をさかのぼると、宮廷へ菓子を献上する老舗の「御菓子司」と饅頭や団子などを作る大衆向けのおまんじゅう屋さんに分かれます。昨今は、昔ながらのおまんじゅう屋さんが日常から遠ざかり、和菓子はどこかかしこまったイメージを持たれがちになりました。日本が誇る菓子文化を継承し、現代の暮らしに馴染むデイリーユースな和菓子を作りたい、そんな思いが込められているHIGASHIYA。店頭で蒸したてのおまんじゅうを包んでくれるような、庶民的なまんじゅう屋をあえて都会の中心地で、そんな思いから、2007年、南青山に開店した「HIGASHIYA man」に続き、この6月に丸の内に登場しました。
柔らかな曲線を描く壁面に降り注ぐ自然光、白木や漆喰など自然素材を多用した美しい設えの店内には、蒸したての饅頭やほうじ茶の香ばしい香りが漂います。季節ごとのひと口菓子や最中、カステラなどの手土産にも便利な和菓子や、日本各地の伝統的な技術を持つ職人とともに生活道具の創造に取り組むプロダクトブランド「Sゝゝ[エス]」によるオリジナルの茶器や酒器が並びます。
約50種類もの茶葉を取り取れており、日本各地より厳選した個性豊かな緑茶や番茶、旬の果物やハーブを使ったブレンド茶、煎茶と紅茶などを製法の異なる茶葉を合わせた「合茶」まで自分好みの茶葉を見つけることができます。旨味、渋味、香ばしさ、爽やかさを軸としたマトリックスも表示されていて、お茶選びの手助けになります。
店の奥へ進むと、8席のカウンター席からなる茶房も設けられており、玉露や煎茶と、焙じ茶など30種類以上の日本茶をはじめ、甘味やお酒も楽しめます。さまざまな和菓子が楽しめる和のアフタヌーンティー「茶間食(さまじき 4860円)」、5種のひと口果子にオリジナルのブレンド茶やカクテルを合わせた「茶菓(さか 4000円)」「酒菓(しゅか 4000円)」も用意されています。
心静かに、素敵なお茶の時間を過ごせそうです。
HIGASHIYA man 丸の内
東京都千代田区丸の内1-4-5三菱UFJ信託銀行本店ビル1F
03-6259-1148
11時〜20時 (茶房19時ラストオーダー)
年中無休
JR東京駅、丸の内北口より徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線東京駅出口より徒歩1分、大手町駅より徒歩1分