ピラミッド弾丸ツアー2泊3日の女子1人旅①カイロの夜のショッピング
2019年06月01日
2泊3日週末弾丸ツアーで、エジプトのピラミッドを見てきた。金曜の夕方着のドバイ経由、エミレーツ航空を利用。リーズナブルで快適な航空会社として人気なのも理解できる。
あらかじめ、送迎をネットでお願いしておいたので安心だ。カイロの空港はカオス、1人で右往左往するより、出口からでてきてすぐに自分の名前を持って待ってくれている人を見つけてホッとしたい。そんなストレスフリーが少しの料金の上乗せで享受できるならありがたい。
というわけで、荷物を受け取り、出口に行くとすぐに自分の名前を発見。運転手さんが車に連れて行ってくれる。12月の外気は予想より涼しく寒いくらいだ。
カイロの夕方は大渋滞。幅広い道路に右から左から車が突っ込んでくる。大混乱である。ホテルはピラミッドが部屋から眺められる「メリディアン ピラミッズ ホテル&スパ」。普通なら40分ほどで到着するところ、2時間もかかってようやくピラミッドが見えてくる。聞いてはいたが、「ピラミッドは、ほぼ街中にある!」とあらためてびっくりしていると、ホテル着。まだなにもしていないのにクタクタだ。
6時半にホテルのロビーでガイドさんと約束していたが、間に合わず、ガイドさんが困ってうろうろしていたところに、到着した私と遭遇。とりあえず、荷物を置いてくる、と言って部屋へ。
部屋は、ツインのシングルユースで広さも十分、2万円以下でまずまず満足できる料金。窓からはプール越しにピラミッドが見える。シュールな光景だ。とりあえず、イスラム教禁断のエジプトビールでひとまず休憩。
夜になっても観光客用のお土産やさんはオープンしていた。まず、ガイドさんと向かったのは、パピルスを使ったアート。古代の手法で作る紙を使って描かれたピラミッドやツタンカーメンなど定番のエジプト。作品は撮影禁止だが、思ったより本格的でほしくもあり、という気にもなったが、家に合わない雰囲気のため断念。ガイドさんがコミッションもらえないな、といらない気を使う。
しかし、次のゴールドの店で思わぬ散財をしてしまった。ときめきのツタンカーメン様!金のペンダントヘッドがずらり。かなり迷ってほしかったサイズよりそうとう小ぶりを細ーいチェーンとともに購入。そこにもう一つツタンカーメンを見つけてしまった。チェーンにエジプトの古代のすべてが詰まったブレスレットだ。ツタンカーメン、ピラミッド、カルトゥーシュ、ラクダなどがついていてエジプトの定番が勢ぞろい、思い出にもなりそうだ。
ゴールドのお店では、古代の文字で名前を掘ってもらう、というカルトゥーシュをすすめられる。カルトゥーシュとは、古代のファラオが切れ目のない輪であること、「永遠」を意味する。カルトゥーシュの中に象形文字で自分の名前を刻んだものを、みなさん買っていくようだ。
しかし、私の名前は象形文字だとさっぱりしすぎてインパクトがない。ブレスレットについた小さなカルトゥーシュでよし、とした。アクセサリーでなければ、Tシャツやポロシャツに名前を入れることもできるそうだ。18金なのでそれなりのお値段がする。ガイドさんに予算をいうと、その予算にあったレベルのお店に連れて行ってくれるので安心だ。
ただし、値段交渉がとってもめんどう。もう、あきらめていらない、と帰ろうとするまで値段を下げてくれない。というわけでエジプトの買い物は、観光客値段だし、高いのか安いのかよくわからないが、アクセサリー入れのボックスもおまけにくれて、お店も満足のよう。ツタンカーメンが幸運をくれるか、それとも呪われてしまうのか?
翌日は、朝4時の飛行機に乗り、ルクソールへ向かう。
photos&text Michel D’angelo
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