パリの新しいパラス・ホテル、シャンゼリゼの奥にひっそりと佇む唯一無二の空間「ラ レゼルヴ パリ ホテル アンド スパ」
2017年02月20日
「パラス」とは、2010年にフランスのラグジュアリー・ホテルの格付けを示す新ステイタスとしてスタートし、5つ星ホテル以上の価値を見いだせるホテルに与えられる称号です。フランス観光開発機構による一次審査に加え、文芸、美術、文化、メディア、経済など各界の有識者による2次審査を経て選定される厳しい格付けで、立地や歴史的価値、顧客サービスなどあらゆる角度からとらえて「フランス・ホテル業界の至宝」に値すると判断されたホテルのみに与えられる厳粛な称号なのです。
そんな厳しい審査をくぐり、2015年にオープンしてまもなくパラスの称号に輝いたホテル、「ラ・レゼルヴ(La Réserve)」。にぎやかなシャンゼリゼ通りとフォーブル・サントノレ通りからやや奥まったガブリエル通りにひっそりと佇み、オスマン様式の建物の玄関は、ホテルのエントランスというより友人宅のアパルトマンに招かれたような親密な雰囲気をかもしだしています。コンコルド広場から向かうとアメリカ大使館やエリゼ宮も並び、ホテル周辺にもセキュリティガードが多く配置され安堵感を覚えます。
以前は、ピエール・カルダン所有の館で、人気インテリア・デザイナーのジャック・ガルシアが上品で洗練されたラグジュアリー・ホテルに改装しました。スイートも含めて全40室という規模ゆえの、スタッフの温かくきめ細かいおもてなしが細部に至るまでいきとどいています。
一般的なホテルのロビーのようなオープン・スペースはあえて作らず、パブリック部分も、自宅でくつろぐかのようなリラックスできる造りになっています。地階にあるプールでゆったりとするもよし、緑あふれるテラスでくつろぐもよし、夕刻のみ自由に使えるショーファーを利用して町に出かけるのもよし、ホテルにもどれば、「おかえりなさい」とドアマンに声をかけてもらえる、まるで高級アパルトマンの住人になったかのような居心地の良さ。ホテルが誇るスパ・エリアや、ブラウンにダークグリーンをアクセントに合わせたシックな装いのライブラリーなど、どこにいても和みのひと時を過ごすことができます。
部屋からは、グラン・パレ、エッフェル塔、パンテオン、コンコルド広場のオベリスクといった絶景を一望することができます。最新技術を駆使した仕様で、レセプションには各部屋に完備されたタブレット端末を使っての連絡も可能。AirPlayを利用して大画面テレビでコンテンツを楽しむことができるほか、壁いっぱいの鏡の一部がテレビになっており、壁から響いてくる音響システムのクオリティの高さを堪能できる映画も多数無料で用意されています。
特筆すべきは、オープン直後すぐにミシュランの2つ星に輝いたレストラン、ル・ガブリエル(Le Gabriel)。ランブロワジーでベルナール・パコの右腕として長年活躍し、ルカ・カルトンでアラン・サンドランスのシェフも務めた、実力派、ジェローム・バンクテルが腕をふるい、美しきテーブルアートとエレガントなサービスに囲まれて、目にも麗しい美食のコースが楽しめます。
「この唯一無二の隠れ家に愛着を持ってもらえるゲストに滞在してほしい」と語るラ・レゼルヴ・ホテルズ・アンド・スパCEOのディディエ・ル・カルヴェス氏。再訪する時に、「自宅に帰ってきた」と安心できるような心地よさを満喫できるホテルです。
ラ・レゼルヴ・ホテルズ・アンド・スパ La Réserve Paris Hotel and Spa
42 Avenue Gabriel, 75008 Paris, France
予約 日本からの電話 0120-086-230
1050ユーロ~
http://jp.lhw.com/hotel/la-reserve-paris-hotel-spa-france/services-amenities/dining
レストラン ル・ガブリエル Restaurant Le Gabriel
予約電話番号: (+33 1) 58 36 60 60
ランチ:12:00 – 14:30 95ユーロ~ ディナー:19:30 – 22:30 250ユーロ
日曜 11時よりブランチ 130ユーロ
アフタヌーンティー 64ユーロ(二人分)