ミュージカル「マタハリ」柚希礼音、愛希れいかダブルキャストにより伝説の舞姫再び
2025年10月02日
東京建物ブリリアホールにて、ミュージカル「マタ・ハリ」が2025年10月1日、幕を開けた。
宝塚歌劇団元星組トップスターの柚希礼音、元月組トップ娘役の愛希れいかがダブル主演をつとめる。本作は、2018年に柚希主演で日本で初演、21年に愛希とのダブルキャストで再演、今回は再々演となる。

1917年、第一次世界大戦下にエキゾチックな踊りでヨーロッパ中の人々を魅了し、スパイ容疑で処刑されたダンサー、マタ・ハリの数奇な半生を描く。アイヴァン・メンチェルの脚本、フランク・ワイルドホーンの作曲、ジャック・マーフィーの歌詞により、2016年に韓国で初演された。日本で3度目の上演となる今回は、過去公演に続き、石丸さち子が訳詞・翻訳・演出を担う。
ワイルドホーン氏は、次のように語り、日本で支持される作品になったことに感謝の言葉を述べた。
「パッションほとばしる韓国版と気持ちを内に秘めた日本版。日本のキャストには、少し感情をリリースするといい、とは伝えているが、どちらも持ち味が異なり、それぞれすばらしい。観客の皆さま、演者、演出の石丸さち子さんをはじめ、スタッフの熱量のおかげで再演を続けてこられた。できれば4回目も実現できることを願っている」
マタハリ 柚希礼音


柚希は「大好きな役を3回も演じさせていただけることが本当にうれしい。人生のすべてを懸けて挑みむ。芝居、歌、踊りすべてにおいて新しいマタ・ハリ像をつくりたい」と意欲を見せる。
「生き延びるためなら何でもやってきた」というマタハリのセリフを大切にしたい」と語り、想像を絶する時代を生きたマタハリの人生を自分の中に消化し、そこに自分自身の人生を重ねながら、最後に振り返った時にすばらしい生き方だったと納得できるように演じたい」と続けた。
マタハリ 愛希れいか

21年の公演から柚希とのダブルキャストでマタ・ハリ役を演じる愛希は、「前回はコロナ禍でラスト3公演が中止され、悔しい思いがあった。衣装係のアンナの『生き抜いてこそマタ・ハリでしょ』というセリフのように、厳しい人生を送ったマタ・ハリの心情を自分のものにして美しくも力強く演じることを大切にしたい」と再挑戦にかける。
ラドゥー / アルマン 加藤和樹

初演でラドゥー / アルマン、再演でラドゥーのみを演じ、今回約7年ぶりにアルマン役を担う加藤は「自分にまず課したのは“がんばらない”こと。相手の感情を共有する芝居の基本を大切に演じています」と3回目の出演で、あらたな役作りを模索する。
ラドゥー 廣瀬友祐

初参加の廣瀬は、「稽古場でワイルドホーンさんから言っていただいた『一度しか観られない方、これが最後になる方もいる』、その言葉を胸に、一公演一公演、命をかけて挑んでいきたい。作品の持つ大きな力に飲み込まれず、人間らしさを失わないように役と向き合いたいと思います」と力を込める。
アルマン 甲斐翔真
初参加の甲斐は、「過去に本作を観劇して感激、自分もいつか出演したかった。夢の舞台に立てるのが楽しみだ。本作の登場人物たちは生きるために闘っている。歌いながら背筋が伸びる気持ちになることがある」と意欲を語った。
ミュージカル「マタ・ハリ」
東京公演は10月14日まで東京・東京建物 Brillia HALL、20日から26日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、11月1日から3日まで福岡・博多座で上演
https://natalie.mu/stage/play/2285
写真 岡千里 文 Miki Yamashita
「フランスの旅、ネクストディスティネーションは、オー・ド・フランスでアート三昧!」
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