世界のショコラ好きが注目する人気ショコラティエ「パスカル・ル・ガック」東京店オープン
2019年02月01日
パスカル・ル・ガック 東京
フランスの世界的ショコラティエ、パスカル・ル・ガックが東京・赤坂に「パスカル・ル・ガック東京」をオープンしました。フランスのチョコレート愛好家クラブC.C.C.では、5年連続で「LES INCONTOURNABLES (欠かすことのできないショコラティエ)」という名の最高位を獲得したル・ガック。
2010年に開催されたサロン・デュ・ショコラに日本初上陸して以来、毎年ブースに長蛇の列ができるほどの人気を誇っていました。世界中のチョコレート愛好家やプロのショコラティエから注目されるショコラ界のレジェンドです。
本店は、パリから郊外電車で20分ほどの高級住宅地、サン・ジェルマン・アン・レーの広場に面した街の中心部にあります。太陽王ルイ14世が生まれた、歴史あるサン・ジェルマン・アン・レー城も見どころで、シックで上品な街並みかひろがります。これまでは、パリから足を延ばし郊外まで行かなければ入手できなかったル・ガックのショコラ。そのほとんどの商品が東京で買えるようになりました。
本店と同様チョコレート色の外観の東京店は、扉をあけるとすぐサロンになっており、右手はガラス張りのラボ。スタッフが仕事をする姿を見ながら、「エクレールショコラ」「タルトショコラ」「プティシュー」「ダックワーズ」(各600円)などその場で楽しむことができます。
日本限定で、フレッシュフルーツをオリジナルチョコレートにディップして味わう「チョコレートフォンデュ」(1500円)が登場。また、選べるボンボンショコラ、マカロン2種の「デギュスタシオン」(1200円)をル・ガック自身が選んだチョコレートと相性のいいコーヒー、紅茶とともに味わえます。
サロンで使用される「ノリタケ」とコラボレーションしたオリジナルデザインのテーブルウェアは、販売もされています。カカオポット(果実)の断面図をモチーフにしたブランドロゴがそれぞれ入っており、店全体がカカオを意識したカラーイメージとなっています。。
パスカル・ル・ガックは、1961年、フランスのフィニステール・カレ=プルゲール生まれ。もともとパティシェになるため専門学校で学んでいましたが、1980年よりメゾン・デュ・ショコラで修行、クリエイティブディレクターを経験したのち、自分のイマジネーションのままショコラを表現したいと2008年独立。メゾン・デュ・ショコラ時代は、名ショコラティエ、ミッシェル・ショーダンに大きな影響を受けたと語ります。
定番のガトー「フォンダンショコラ」(550円)は、フランスでも愛されており、海外から訪れる観光客にも人気。もちろん、日本でも販売され、テイクアウトでもサロンでもいただけます。本店のレシピは、ル・ガックが2008年に自身のお店をオープンした時に、お店の看板になるようなフォンダンショコラを提供したい、とメゾン・デュ・ショコラ時代のフォンダンショコラのレシピをグレードアップし、チョコレートの種類を変えて考案したとのこと。ナチュールとフランボワーズの2種類があります。とろりとろける口当たりの良いル・ガックならではのなめらかなショコラがあふれだします。
サロンの左奥は、テイクアウトのコーナーになっており、ボンボンショコラなどを温度管理するため、自動ドアで仕切られています。ボンボンショコラは、ブランドロゴがプリントされた「ビターガナッシュナチュール」をはじめ26種類。その名の通り、ビターなチョコクリームが入ったカカオの味をシンプルに楽しめるおすすめのひとつです。「エクレールショコラ」ほかテイクアウトもできる生ケーキのケースも併設されています。
また、「ナチュール」のほか、「アプリコット」のフレーバーもあるトリュフは、ふわりと優しくとける香り高いガナッシュを使用しています。ほかにもタブレット(板チョコ)に加え、マカロン、サブレなどショコラ以外もバラエティ豊かにとりそろえています。
パスカル・ル・ガック 東京
最寄り駅:東京メトロ千代田線 赤坂駅 2番出口徒歩5分/銀座線・南北線 溜池山王駅 11番出口徒歩1分
電話番号:03-6230-9413
営業時間:10:00〜20:00
定休日:不定休
日本公式サイト:
http://www.legac-chocolatier.jp/
「ドナウ川クルーズ麗しの旅vol4.大平原プスタでハンガリー伝統の騎馬文化に触れる」