ノルウェージャン・ジュエルでマレー半島巡り アンダマン海クルーズ③情緒のペナン、自然のランカウイ

カテゴリー/ VISIT |投稿者/ Gouret&Traveller
2019年02月11日

IMG_2230ノルウェージャン・ジュエルでマレー半島巡り①
ノルウェージャン・ジュエルでマレー半島巡り②

 

船はマレーシア国境を過ぎた。小島が点在するなか国境のすぐ近くにあるペナン島へ寄港する。
18世紀後半、当時のケダ州のスルタンとの条約で、 イギリスに植民地として割譲されたペナン島。当初は、イギリス式にプリンス・オブ・ウェールズ島と呼ばれていた。島の中心部ジョージタウンには当時の面影が残り、コロニアル調、マレー、中国、インド式の建物が混在した町並みは、文化・貿易の交流地として栄えた時代を物語っている。

 

 

 

 

 

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港から乗ったバスの一行は、マレー半島特有のプラナカン文化を感じることのできる「プラナカン・マンション」へ向かう。実際にプラナカン一族が住んでいた邸宅だ。1890年代に建てられたこの邸宅には、プラナカンの豪華な調度品、ニョニャ食器や螺鈿のテーブル、当時使われていたベットやドレッサーなどが保存されている。ただきらびやかなのではない、繊細な装飾や彩りのセンスのよさに浸り、この館に暮らした一族に思いを馳せると優雅な気分になる。

 

 

 

 

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次に訪れたのは、世界遺産ジョージタウン近郊にある「極楽寺(ケック ロック シー)」。マレーシアはもちろんのこと、東南アジアでも最大級の仏教寺院で、そのスケールには度肝を抜かれる。1890年から約40年の歳月を費やして建設されたマレーシア最大の仏教寺院、「極楽寺」。12万平米にも及ぶという広大な敷地には、多彩な建造物が点在する。建物によって、デザインや雰囲気もまるで違い、これらがひとつのお寺としてまとまっているのが不思議に感じられるほど。柱の彫刻、壁や天井の装飾は目を奪われる華麗さ。仏教芸術の美を見ることができる。
極楽寺のシンボルともいえるのが、中国、タイ、ビルマ(ミャンマー)の3様式が混在するパゴダ。下部が中国、華やかな装飾が施された中央部がタイ、上部の黄金色の部分がビルマ様式だという。異なる文化の様式が混在する7層からなる塔は、高さ30メートル、1万体もの仏像がはめ込まれており見応え満点だった。

シンガポールへ向かう船は、翌日、マレーシアの南、ランカウイ島へ寄港する。揺れることもなく、船は静かに進んでいく。地上にいるのと変わらない快適さ。船がいかに巨大かを感じながら過ごす。

 

 

 

 

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ランカウイ島ではアドベンチャー型オプショナルツアーに参加する。多くの島が点在するなか、周辺の98の島々を含めてランカウイ群島と呼ぶ。数多くの伝説が語り継がれており、「伝説の島」とも呼ばれているランカウイ島。島をめぐるビーチも美しいターコイズブルーだが、島の中心部はジャングルになっており、ジュラシックパークのような迫力だ。

 

 

 

 

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参加したのは、マングローブの森をぬって3つのスポットを高速ボートで巡るキリム・ジオフォレスト・パークツアー。タンジュン・ルーの洞窟(クラワ洞窟)。
ランカウイ島北部にあるキサップにはランカウイの伝説に登場するたくさんの洞窟がある。クラワ洞窟はその中でも大きく、コウモリが多く住むことから「Bat Cave(コウモリの洞窟)」とも呼ばれ、自然のままに残された場所だ。マングローブが生い茂る川には、コウモリや川蟹、猿など多くの野生動物が生息している。蟹が泥のなか何匹も動いているのをガイドさんが見つけて教えてくれる。猿はそこかしこにいるが、餌をもらえないと襲ってくるかもしれないのでむやみに近づかないよう注意を受ける。

マングローブに囲まれた湿地帯では、ボートを少し止めてワシの迫力あるダイビングを観察。続いてフィッシュ・ファームではエイの餌付けを体験する。人懐こいエイは目が笑っていてかわいい。てっぽう魚が指先を水で狙い撃ちする芸を見学したり、なごやかななか地元の人たちや動物との触れ合いが楽しいツアーだった。

 

 

 

 

 

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船ではさまざまな場所でいろいろなイベントが開かれている。ゲームにダンスレッスン、カジノも盛況だ。空腹になればいつでも軽食をたべることもできる。どのレストランもスタッフがことのほかフレンドリー。

ラストの夜は、フランスからのサーカス「シルク・ビジュー」の舞台を楽しみにしていた。バレエを思わせるエレガントな芸の数々に感動していると、船のスタッフたちが劇場の階段から次々と降りてきて舞台へ。フェアウェルの歌を披露してくれた。満席の大劇場もうねるような興奮、熱気が渦巻く。
IMG_2225部屋にもどると、担当アテンダント、レオさんのタオルアートが迎えてくれる。ぞう、チンパンジー、ねずみなど、毎晩、部屋にもどるとタオルがかわいく変身していた。レオさんは、折り紙をヒントにタオルアートを始めたという。部屋で見つけるたびに癒された。

 

 

7泊で三か国の観光地をまわり、船旅もいよいよ終わる。移動はらくらく、観光もゆったり、船で知り合ったスタッフとの交流もよき思い出。ゲストとは国を越えて未来につながる絆もできた。また会える日には、懐しくこの船旅のことを語り合いたい。

 

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