シリーズ初戦国時代をテーマに「HiGH&LOW THE 戦国」舞台化。LDHと宝塚コラボの世界基準アクション
2024年01月30日
舞台「HiGH&LOW THE 戦国」が1月29日に東京・THEATER MILANO-Zaで開幕した。「HiGH&LOW THE 戦国」はエンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の最新作。
男たちの熱いバトルや友情を描く総合エンターテインメントプロジェクト「HiGH&LOW PROJECT」は、企画・プロデュースは、EXILE HIROが担当。連続ドラマ4本、映画7本、累計興行収入89億円、累計動員621万人を突破した音楽・コミック・LIVE・テーマパーク・ フラッシュアニメ・ソーシャルゲームなどあらゆるメディアを融合させた世界初の総合エンタテインメント・プロジェクトである『HiGH&LOW PROJECT』初の舞台化、シリーズ初の戦国時代物となる。
脚本を、平沼記久、渡辺啓、演出をTEAM GENESISが担当。出演者には、片寄涼太(GENERATIONS)RIKU(THE RAMPAGE )、藤原樹(THE RAMPAGE)、浦川翔平(THE RAMPAGE)に加え、宝塚歌劇団専科の水美舞斗と瀬央ゆりあが外部出演することでも注目を浴びている。
客席と一体になって楽しむ世界基準のアクション
自国の繁栄を願う5つの国、内乱によって砂漠と化した須和国、河口に栄えた水の都・乃伎国、生まれながらに戦う戦闘族が集まる火の国・尊武国をはじめ袁空国、佐峨国が戦いを続けるなか、天下を治めようとする野望が、須和国、乃伎国、尊武国を巻き込み、大合戦へと発展していく。迫力ある殺陣やアクション、ダンス、歌で綴るスペクタクルな舞台だ。
片寄、水美、RIKU、瀬央、藤原、浦川が、それぞれの国の長や重要人物に扮し、バトルシーンは映像・音楽・パフォーマンスが融合。客席との連帯感も生まれる。客席降りも随所に組み込まれ、臨場感もたっぷり。歌、ダンス、アクション、殺陣と総合的なハイパフォーマンスで観客を物語に引き込む。友情、愛、民への思いなど心温まる芝居も随所に織り込まれ、舞台版の新たな魅力を散りばめながらも、「HiGH&LOW」ならではの世界観を存分に醸しだしている。
宝塚歌劇団の水美舞斗、瀬央ゆりあも、男役の枠を超えて華麗なるアクションと殺陣、凛々しい歌声や毅然とした芝居で客席を魅了する。
今回の劇場は、舞台から1階客席最後列までが約19mという親密な距離感の「THEATER MILANO-Za」。出演者が客席を縦横無尽に走り回り、ステージと客席が一体化する醍醐味を堪能できる。さらに、圧倒的迫力の歌やダンスパフォーマンスで観客を舞台に惹き込む。
初日前日のゲネプロの前には、囲み会見が行われ、キャストの片寄涼太(GENERATIONS)、水美舞斗(宝塚歌劇団)、RIKU(THE RAMPAGE )、瀬央ゆりあ(宝塚歌劇団)、藤原樹(THE RAMPAGE)、浦川翔平(THE RAMPAGE)が、それぞれ意気込みや見どころを語った。
左から藤原樹、瀬央ゆりあ、水美舞斗、片寄涼太、RIKU、浦川翔平
<出演者コメント>
片寄涼太 (「須和国」のリーダー剣 黄伊右衛門)
「LDHに所属して10年以上になりますが、大きなプロジェクトであった『HiGH&LOW』が舞台になるということで、期待を抱いていました。“戦国”というテーマがどういう作品になるのか、不安もありながら、ワクワクでした。
自分にとっては、初舞台になりますので、経験のあるTHE RAMPAGEの3人や宝塚歌劇団の水美さん、瀬央さんから、舞台のイロハを教えてもらい、温かくサポートしていただき支えてもらいながら、今日を迎えることができました。HIROさんと2人で打ち合わせし、お話をさせていただくなかで、HIROさん自身が感じ取ったものが作品となり、言葉になって、僕の台詞になってきたように感じます。『HiGH&LOW』はLDHの作品だからこそ、これからの人生を考えさせられるメッセージが込められているのではないかと感じています。
『HiGH&LOW』らしく、ひとつひとつのセリフに意味合いが込められている、それが今回の舞台にも反映されています。多くの出演者それぞれが主役級の思いと覚悟を背負って役を生きている世界観も見どころです」
水美舞斗 (「乃伎国」のリーダー神洲崎湧水)
「宝塚歌劇団に所属していながら外部出演をさせていただけることは、たいへん光栄に思いましたが、同時に、男性の中で男として挑むのか、はたして何の役をさせていただけるのか、ワクワクしていました。
宝塚と違い男性ばかりなので、殺陣のスピードとパワーがやはり違います。アンサンブルの殺陣の皆さんが、ちょっと刀を当てるとバク転してくださったり、みなさまのパフォーマンスの高さに助けられています。できないところを、稽古が終わったあと、自主稽古していると、皆さんが、いろいろ教えてくださり学ぶことも多くありました。
今まで15年宝塚に在籍し学んできて、実際、男性の中に入ってみると、近くに見本となる男性の方がたくさんいらっしゃる中で、どうしたらより男性に見えるか、役に見合った男性像を作れるか、演出のノリさん (平沼記久)とご相談させていただきながら作っていくその過程がとても興味深く、楽しくもありましたし、わかっているのにできないもどかしさは、苦労でもありました。でも、カンパニー全員が話し合い教え合って、とても楽しいお稽古期間でしたので、本番でもカンパニーの一体感をお見せしたいと思います」
RIKU (「尊武国」の軍事総大将・玄武)
「シリーズ初出演となりますが、まさか自分が『HiGH&LOW』の世界に身を投じるとは思っていなかったので、お話をいただいたときは、すごくうれしかったですね。普段は、歌手として活動しているので、宝塚のお二人の歌唱や声の出し方から、学べることがたくさんありました。いつもは、楽曲を提供する側として『HiGH&LOW』に参加していたので、自分が舞台上に身を投じるとは思っていませんでしたし、LDHとして大切な作品なので、名を汚してしまわないかという不安もありましたが、今回、ご縁をいただきましたので精一杯がんばりたいと思っています」
瀬央ゆりあ (「須和の国」 村上吏希丸)
「宝塚に所属していながら、こうして外部出演という機会をいただけたこと、本当に感謝しておりますし、LDHさんの『HiGH&LOW』という歴史のある作品の舞台化に携わらせていただけたこと、大変光栄で身の引き締まる思いです。皆さんが、ストイックにお稽古に臨まれる姿を見て、私もまだまだがんばらないとなと刺激をいただきました。今回は、宝塚歌劇団の有村淳先生が手がけた素敵な衣装なのですが、皆さんの衣装を見て、『リアルな男性が着るとこんなにも布の量が少ないのか』と驚きました(笑)。
男性の方と一緒にお芝居をするということで、私が宝塚でいろいろ培ってきた中で、長年の芝居の癖などが男性と一緒にお芝居をすると、ある種邪魔になってしまう部分が多々あったので、一度ゼロから芝居と向き合うつもりで作り上げなければならないと思い、演出のノリさんと相談しながら、一緒にお芝居させていただく方に引っ張っていただき、村上吏希丸を作っていきました。そこが一番苦労した点であり、楽しくもありました」
藤原 樹 (「乃伎国」の弦流)
「2022年公開の映画「HiGH&LOW THE WORST X」でシリーズ初出演を経験していますが、過去のさまざまなメディアミックスから『いつか舞台化はされるだろう』と予想していました。その舞台への出演が叶い光栄です。もっともっと役と向き合って、成長していかなければ、という思いを強くしました。見どころは、なんといっても世界基準のアクション。今回初めての舞台でのアクションを通じて、『HiGH&LOW』の魅力を今後にもつなげていきたいですね」
浦川翔平 (「尊武国」刀鍛冶の家に生まれた白銀)
「すでに、THE RAMPAGEのメンバーも『HiGH&LOW』の映画やドラマに出ているのですが、幼なじみの藤原が、すでに『HiGH&LOW』に出ていて、ジェラシーを感じていたんです。やっと関わらせていただくことになり、たいへんうれしく、光栄な気持ちもあります」
『HiGH&LOW THE 戦国』
【企画・プロデュース】 EXILE HIRO
【演出】 TEAM GENESIS 【脚本】 平沼紀久・渡辺啓
【衣裳】 有村淳(宝塚歌劇団)
【出演】片寄涼太(GENERATIONS) 水美舞斗(宝塚歌劇団) RIKURIKU(THE RAMPGE)瀬央ゆりあ(宝塚歌劇団) 藤原樹(THE RAMPAGE) 浦川翔平(THE RAMPAGE)小野塚勇人(劇団EXILE) うえきやサトシ 櫻井佑樹(劇団EXILE) 阿部亮平 久保田創 冨田昌則
<KADOKAWA DREAMSDREAMS> MINAMI 颯希(SATSUKI) Ryo TSY Syuichi AIRA RAIZYU MIZUHO ※日替わりキャスト
<RAG POUNDPOUND> SHUN(Baby Twiggz) SHOOT(Soulja Twiggz)KC(General Twiggz) ほか
【公演日程】 2024 年1月29日(月)~2月25日 THEATER MILANO Za (東急歌舞伎町タワー6階)
料金 全席指定・税込
S席:15,000円
A席:12,000円
チケットに関するお問い合わせ ticketbookカスタマーセンター
https://www.high-low.jp/sp/stage/sengoku/
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