リージェントの「セブンシーズ エクスプローラー」でアラスカを巡るクルーズ 美食とくつろぎ、そして冒険の非日常が待っている!vol.3
2024年09月16日
毎年記録的な猛暑の日本。熱波を避けて旅をするとしたら、夏のアラスカクルーズは最適だ。氷河を眺めながらの船旅でも、気温は快適な25度ほど。真冬の服装でなく、半袖Tシャツで氷の世界を旅する贅沢。
今回は、アラスカ州都ジュノー、スキャグウェイ、アイシーストレートという、アラスカならではの風景を辿るクルーズルート。森の中の氷河、先住民族の文化、アラスカのご馳走食べ放題の魅力あふれるエクスカーションが毎日待っている。
3日目のジュノーは、アドベンチャーが詰まった町。西にガスティノー海峡と太平洋、東には山脈に囲まれ、車では町に入れない。クルーズ船でしか気軽には立ち寄れないのだ。ジュノーの歴史と文化はこの特異な地形により作られてきた。
そんなジュノーの氷河は必見。メンデンホールグレイシャーやナゲット滝、トレーシー・アーム・フィヨルドでは、氷山や滝を見渡せる。プラス料金で、ヘリコプターでまわるツアーもクルーズのエクスカーションの中には含まれているので、俯瞰で迫力の氷の景色を眺めてみるのもおすすめだ。
4日目は、クロンダイク・ゴールドラッシュ時代に多くの人が押し寄せたダウンタウン、スキャグウェイ。カリブーや熊、川、氷河、滝の景色に驚嘆せずにはいられない。ホワイトパスサミットのトップ、1,003メートルの山にバスで登り、ホワイトパス鉄道の名残を眺めて頂上に着くと、「アラスカへようこそ」のサインへ。このエクスカーションではホワイトバス鉄道に実際に乗るツアーもあるので、興味があれば参加してみてはいかがだろうか。ゴールドラッシュ時代の面影を偲びながらの鉄道旅だ。
5日目のアイシーストレートポイントには多数の寄港している。ここでは、アラスカの蟹が食べ放題。柔らかく、爪の先まで身を簡単に取り出せるので食べ応え十分。ゴールデンキングクラブはジューシーで旨味・甘みたっぶり。好きなだけ蟹三昧をしたあとは、先住民族のパフォーマンスを観劇。精巧な牙彫刻や仮面を被って歌い踊りながら歴史を物語る舞台だ。異文化の一端に触れることができるのもクルーズの醍醐味である。
ハイライトはラストの航海、北米最大の潮水氷河であるハバード氷河だ。毎日が刺激的な冒険に次ぐ冒険を満喫しているとラストの日は、あっという間にやってきた。間近から氷河を見学できるのは1度に1隻のみ。デッキに座って朝食を取りながら大自然の営みを眺める贅沢を味わう。
青みがかった氷壁が海へ崩れ落ちると轟音が響く。氷河によって削り出された微小な岩粉の影響で海は緑や青などさまざまに変わる。氷河の間を巧みに抜けながら進む船から間近に見る自然のショーの美しさに圧倒される。雄大な舞台は、クルーズのスタッフによる解説付き。一生に一度は見たい絶景が広がる。
最終寄港地であるスウォードに到着する前夜には、スーツケースをドアの外に出しておけば、港まで運んでもらえるので、手ぶらで下船。スウォードからは、アンカレッジへとバスに乗り、空港やホテルに直行してくれる。
最終日の夜は、ルームサービスでエスニックディナー、最後の朝食はデッキで目の前で焼いてもらったクレープを。アラスカの大自然の中で、こんな洗練されたサービスが受けられるのも船旅ならでは。クルーズの贅沢を最後まで味わい尽くす。
豪華客船の旅は、実は、もっともコスパでありタイパである。移動費、宿泊費、飲食費、観光代、すべて含まれたオールインクルーシブの魅力は何にも変えがたい。見知らぬ町へ導かれるまでの間、プールサイドやバー、アクティビティなどで好きなように過ごし、24時間好みに応じて食べ放題、飲み放題を堪能する。
クルーズ旅を一度経験すると、次はどの船でどんな知らない世界に行こうか、と船を降りたとたん思いを巡らせることになる。
2025年のリージェントセブンシーズクルーズ特定アラスカクルーズでは、ロッキーマウンテニア鉄道利用6泊の地上プログラムも楽しめる。
クルーズ前にオプションツアーとして、世界的に有名な列車ロッキーマウンテニアでの移動日2日を含む6泊の鉄道旅が用意されているのだ。
「リージェントとロッキーマウンテニア鉄道体験」は、ロッキーマウンテニアでの鉄道の旅から始まり、オールインクルーシブの「ゴールドリーフサービス」クラスでは、バンフからバンクーバーまで、天窓がドーム型パノラマウインドー仕様の2階建ての豪華車両での豪華な鉄道旅。カナディアンロッキーのターコイズブルーの湖や壮大な峡谷を眺めながら走る。車内てはシェフが選りすぐりのカナダの食材を使った料理を振る舞う。バンクーバー着後、いよいよセブンシーズ エクスプローラーに乗船。2025年は、セブンシーズ エクスプローラーで鉄道と船のラグジュアリーな旅を!