2024年12月10日
2025年の美食体験は洋上の旅で! オーシャニア・クルーズのおすすめグルメルート ベスト4
今、旅のスタイルで一番注目されているのがクルーズだ。その理由は、オールインクルーシブ。一度船内に足を踏み入れたら、そこで支払いはほほ発生しない。レストランでもバーでもコーヒーラウンジでも、好きなだけ食べて飲める、という天国のようなシステム。クルーズでは一般的だが、ホテルなどの宿泊施設でも採用されるようになり、旅行業界では今やトレンドになっている。クルーズは、今、最先端の旅のスタイルなのだ。
そんな食べて飲んでの旅も、美味でなければ意味がない。そこで、おすすめしたいのが、世界から美食家が集まる、洋上最高の料理を出すクルーズといわれるオーシャニアだ。
スペシャリティレストランは無料、アルコールは基本的には別料金だが、新春セール(2025年1月31日までの予約に有効)など、時期により行われるキャンペーン期間中に予約すれば、アルコールも含まれるオンボードクレジットを利用できる。
贅を尽くした美食と知られざる寄港地での冒険
オーシャニアには、もう一つのほかの追付いを許さない魅力がある。ただの観光だけではない寄港地体験だ。100か国以上の600を超える港から始まる唯一無二の冒険。スーツケースを運んで移動する必要はない。船を降りると待機しているツアーバスにバック一つ持って乗り込むだけで、未知の世界に連れていってもらえる。
多彩なテーマのエクスカーションは選択肢もバラエティに富み、選ぶのに迷うほど。ローカルの魅力を味わい尽くせるさまざまなテーマのツアーが組まれている。
贅を尽くした美食と知られざる寄港地での冒険。旅をもっとも魅力的にする二大要素が存分に満喫できる、それが数あるクルーズの中でオーシャニアを選ぶ理由だ。
オーシャニア・ブランドは、それぞれ仕様の異なる8隻の船、レガッタ、インシグニア、ノーティカ、シレーナ、マリーナ、リビエラ、ビスタ、アリューラを所有しているので、予算や好みに応じて選択することができる。
たとえば、ビスタや2025年就航する新造船、アリューラは、全室ベランダ付で、レジデンシ ヤルスタイル。すべてのステートルームとスイートルームには、特大のレインフォレストシャワー、 大きな洗面台、たっぷりとした収納スペースのある美しいバスルームがあり、ペントハウス、オーシャニア、ビスタスイートは、まさに海に面した邸宅ような作り。またビスタにはオーシャニア・クルーズで初めて一人用のコンシェルジュレベルのベランダステートルームも設置されている。
アリューラでは、特別企画のソムリエズチョイスとセラーマスターのクラシックワイン ペアリングランチョンなども開催。10名の乗客に対して1名のシェフがつくという、この船てしかできないグルメなクルーズの旅を楽しめる。
また、リビエラのオーナーズ・スイートのインテリアは、ラルフ・ローレンのホームコレクションでコーディネートされたおしゃれな空間。船室でもゆったり贅沢な時間が流れる。
また、マリーナやリビエラには、「ラ レゼルブバイ ワイン スペクテーター」や「プリベー」でのプライベートダイニングが備えられ、幅広い美食体験も可能だ。
洋上のクッキングスクールでローカルガストロノミーを学ぶ
2025年は、グルマンにぜひおすすめしたいスペシャリティクルーズが予定されている。特別ゲストがホストとして同行、美食を堪能し、寄港地の食文化に触れる、この船ならではの贅沢なアクティビティ。グランメゾンのシェフによる特別メニューとテラスカフェのシェフズマーケットディナーなど、美食三昧を楽しめる特別企画だ。
さらに、オーシャニアならではの食体験として特筆すべきは、リビエラ、マリーナ、ビスタの船内では、洋上初の実践型クッキングスクール「カリナリーセンター」を開設していることだ。
現在クラスは60以上。参加者一人一人がプロ仕様の特注設備のキッチンを利用でき、訪れる先々の文化や歴史を食を通して探ったり、専任のシェフ講師の指導のもと料理が学べる。料理好きならずとも、一度は経験してみたい興味深いアクティビティだ。2025年には、15周年を迎え、多くの新クラスが企画されている。アメリカ太平洋岸北西部、ポリネシア、オーストラリアなどの料理が学べるクラスが予定されており、なかなか触れる機会のない貴重なローカルガストロノミー体験ができるユニークな企画である。
オーシャニアクルーズには、11人の講師がいるが、チームのトップ、カリナリーエンリッチメントダイレクター、キャスリン・ケリーシェフが、カリナリーディスカバリーツアーを企画。シェフの案内で、その土地の美食を堪能できる、世界40以上の寄港地で開催されている人気ツアーだ。
午前中に地元の市場に行き、食材の買い出しをしてから船にもどり、寄港地にちなんだ料理を作ったり、地元の専門家や生産者などからその土地の食や文化について学ぶ。ローカルフードを知る貴重な機会となるだろう。
世界の食を探訪するおすすめクルーズ
サラ・モールトン クルーズ: 2025年5月26日-6月4日バルセロナ発アテネまでの9泊
地中海からエーゲ海のルートで、シェフ、料理本作家、テレビパーソナリティのサラ・モールトンが乗り込み、料理デモンストレーションやザ・グランドダイニングで料理をふるまってくれる。寄港地ツアーや船内限定イベントなど盛りだくさんの企画が用意されている。(船はマリーナ)
フード&ワイン ベストニューシェフクルーズ: 2025年8月18日-28日 シアトルからシアトルまでの10泊
フード&ワイン2023年最優秀新人シェフ アイシャ・イブラヒムと行く、ベストニューシェフクルーズ。アラスカを航行するグルメ船リビエラで、特別メニュー、料理デモンストレーション、ワインとのペアリングなど食に焦点を当てたイベントが開催される。アラスカのグルメシーンに浸りつつ、迫力ある景観、先住民族の歴史や文化を訪ねる寄港地観光ツアーも充実のプログラム。(船はリビエラ)
カリナリールミナリーズクルーズ: 2025年9月14日-26日 バルセロナからイスタンブールまでの12泊
オーシャニアクルーズの常任エグゼクティブカリナリーダイレクターでフランスマスターシェフの アレクシ・クアレッティとエリック・バラルがホストとして同行し、地中海とアドリア海のグルメ寄港地を案内。ニースのシックな大通り、中世そのままのトスカーナの丘陵地、サントリーニの崖に張り付く村、エフェソスの古代遺跡など盛りだくさん。ハイライトは料理デモンストレーション、船上の料理チームがデザインしたテラスカフェで開催の寄港地をテーマとしたシェフズマーケットディナー。料理についてのパネルディスカッションやオーシャニアクルーズ伝統のガラブランチも楽しめる。(船はビスタ)
オーシャニアクラブリユニオンクルーズ: 2025年10月22日-11月5日 香港からバンコクまでの15泊
アジアで初開催のリユニオンクルーズ。香港からバンコクまでの15泊には、見どころが多い4港(香港、ホーチミン、シンガポール、バンコク)での1泊停泊が含まれ、食、ワイン、文化それぞれについて専門家がガイド。
同行するホストはデミトリス・フロコス船長、オーシャニアクルーズ初のクルーズダイレクター、レスリー・ジョン、オーシャニアクラブのトップのネリ・アリアスなど、クルーズを知り尽くしたベテラン勢。オーシャニアクルーズのガラブランチから限定ディナーやカクテルレセプション、さらには寄港地ツアーで案内役を務める。(船はリビエラ)
クレープが楽しめる最新船アリューラがデビュー
2025年7月に就航する最新船アリューラでは、「ザ・クレープリー」がオープン。エグゼクティブカリナリーダイレクターであるフランスマスターシェフのアレクシ・クアレッティとエリック・バラルが考案したレシピ。キュートなビジュアルのフランス定番のクレープシュゼットや、バナナ、塩キャラメルソース、ホイップクリームを添えたブリュッセルワッフルなどがメニューに並ぶ。スイーツはカスタマイズして自分好みの仕様にすることも可能。無限の組み合わせを楽しむことができる。
プールサイドでゆったり過ごしたり、夜は舞台観劇などのエンターテイメントクルーズならではの醍醐味を味わえる。ほかにもスポーツやゲーム、コンサートなど毎日船内で楽しめるアクティビティ満載。もちろん、多数ある船内レストランは本領発揮。フレンチ、イタリアン、コンチネンタルなどさまざまなジャンルの料理に舌鼓を打つ日々が待っている。
2025年は、贅を尽くしたオーシャニアのグルメクルーズで世界中の美食を極める旅に出よう!
https://jp.oceaniacruises.com