ムーティ✖️ウィーンフィルによる貴重な「第九」200年記念公演をスクリーンで!
2024年12月19日
「第九」200周年記念公演 in cinema
12月31日 東劇、新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマにて特別先行上映、日本限定で2025年1月3日より1週間限定で公開
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏、リッカルド・ムーティ指揮による特別公演の映像『「第九」200周年記念公演 in cinema』が、12月31日に東劇、新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマにて特別先行上映、日本限定で2025年1月3日より1週間限定で公開される。
ベートヴェンの作曲による9つの交響曲の最後、「交響曲第9番 二短調 作品125」は通称「第九」と呼ばれ、誰もが知る名曲だ。交響曲に声楽を取り入れた革新的な作品で、毎年年末になると、全国各地でこの合唱部分である「歓喜の歌」が流れる。
なぜ年末の風物詩になったのかは、諸説あるが、ライプチヒで行われた「第一次世界大戦を経て迎える新年への「平和と自由の祝典」が始まり」ではないか、とも言われている。ドイツの詩人、シラーによる「全ての人々は兄弟となる」という一片が盛り込みまれた歌詞は、宗教や文化を超えて民衆の一体感を生み、東西ドイツ統一の際など、さまざまな国家的イベントで演奏された。現在では、欧州連合(EU)の定める「欧州の歌」にも制定されている。
その「第九」が1824年に初演されてから、ちょうど200年。記念すべき日の2024年5月7日には、ウィーン楽友協会 黄金ホールで特別公演が行われた。
1870年楽友協会は、皇帝フランツ・ヨーゼフI世の命により開館。以来、ウィーン・フィル管弦楽団の本拠地、ウィーン・モーツァルト・オーケストラのコンサート会場として世界中の音楽ファンに知られる。毎年世界中に中継されるウィーン・フィル管弦楽団のニューイヤー・コンサートの会場にもなっている。
今回「第九」合唱は、ウィーン楽友協会合唱団、ユリア・クライター(ソプラノ)、マリアンヌ・クレバッサ(メゾソプラノ)、マイケル・スパイアズ(テノール)、ギュンター・グロイスベック(バス)が出演。
日本限定で全国の映画館にて一週間限定公開。さらに、大晦日の12月31日には東劇、新宿ピカデリー、ミッドランドスクエア シネマにて特別先行上映も実施される。本国では即完となった特別公演の貴重な映像を満喫できるまたとない機会。ぜひ、
指揮は、音楽界の“帝王”、イタリア人指揮者リッカルド・ムーティ。ウィーン・フィルより名誉団員の称号を贈られるほどウィーン・フィル との信頼関係にある、ムーティは、1971年以降、ほぼ毎年ウィーン・フィルと共演し続けており、2025年の「ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート」でもタクトを託されている。
演奏するのは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の団員から選ばれたメンバーで構成された、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。世界三大オーケストラの一翼を担う管弦楽団と巨匠ムーティの共演をスクリーン上で見られるのは日本だけの貴重な機会となる。黄金のホールにいるような映像と音で、至高の「第九」を堪能してみては。
原題 Concert of the Society of Friends of Music in Vienna
配給:松竹 配給協力:dbi.inc © ORF/UNITEL/Wiener Philharmoniker/Gesellschaft der Musikfreunde in Wien
https://movies.shochiku.co.jp/wphmuti9/