船旅の楽しさを教えてくれるリージェ ント セブンシーズ クルーズ 美食もスイートも満喫
2019年04月21日
ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングス(NCLH)は、旅行誌などで数々の受賞歴に輝く3ブランドを傘下に有する世界第3位のクルーズラインだ。より自由でフレキシブルなプレミアムコンテンポラリークルーズのイノベーター、「ノルウェージャンクルーズライン」 。 ザ・ファイネスト・キュイジーヌ・アット・シー(洋上最高の食事)で知られるアッパープレミアムクルーズの先駆者、「オーシャニア クルーズ」。そして世界で最もラグジュアリーなオールインクルーシブのクルーズライン、「リージェント セブンシーズ クルーズ」(写真上)を持つ。その3ブランドのうちのラグジュアリー船、リージェント セブンシーズ クルーズのセブンシーズ マリナーが東京晴海埠頭に優美な姿を現した。
その貴重な機会に来日したスティーブ・オデル(Steve Odell)ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングス アジア太平洋地区シニア・ヴァイスプレジデント兼マネージング・ダイレクターにおすすめのクルージングの楽しみ方を聞いた。
オデル氏(写真右、左はフェリックス・チャン アジア地区営業部門ヴァイス・プレジデント)は、イギリス、サウスハンプトン出身。父親がホテル業界で働いており、子供の頃からその姿をみてホスピタリティについて学び、旅行業界に興味を持つようになったという。
現在は、アジア太平洋地域におけるノルウェージャンの事業を統括。2000年より豪州・アジア方面のラグジュアリークルーズ業界のさまざまななポストを歴任してきたオデル氏は、近年までシルバーシー・クルーズの欧州・アジア太平洋部門の社長を務めたほか、クルーズラインズ・インターナショナル・アソシエーション(CLIA)に在籍。クルーズビジネスに長く身をおくクルーズのエキスパートだ。
「現在、日本のクルーズ市場はアジアのなかで4位、まだまだ日本には広く浸透していないクルーズですが、日本のクルーズ市場のポテンシャルはもっとも高い。今後さまざまなしかけをしてクルーズの楽しさを知ってもらいたいと考えています」と語る。オデル氏は、これまでもアジア地域のクルーズ市場を開拓し、日本にもクルーズの認知度を広めた立役者だ。
ノルウェージャンクルーズラインは、ハワイ・地中海・エーゲ海・カリブ海などを中心に航行するクルーズ界の老舗。いずれもフリースタイルクルージングをコンセプトに服装の自由度が高く、食事オプションも豊富で人気だ。
「日本人がクルーズに抵抗があるのは、長旅になること、外国船で言葉に不自由することが大きい」とオデル氏。現在はこのバリアを除くべく日本への投資を第一にマーケティング行っているという。
たとえば、働き方改革で長い休みが取りやすくなったことで、あらたな顧客を開拓できるだろうと推測される日本市場。今年の10連休のゴールデンウィークには、横浜から沖縄、台湾のルートでプログラムを組み、平均1000ドル程度の料金としたところすぐに完売したという。
日本人に人気の地中海クルーズには、日本語を話すスタッフを船上させている。ほかにも日本人が心配するポイントはほとんどクリア。ドレスコードも「カジュアル」、食事のレベルも高くチップも含めてほとんどがインクルーシブ、寄港地観光のサービスにも日本人スタッフがおり「日本人だけのグループで」など、クルーズに対する不安を打ち消す対策をとっている。
クルーズを体験してみると、一日中船の上でもまったく退屈はしない。朝からびっしりお楽しみが目白押しだ。
朝早くから、ジムやヨガ、ゴルフやテニス、カードゲーム、カルチュアスクールなど船により多彩なプログラムが組まれている。そして、プールサイドでの読書は王道だ。ドリンクを飲みながらのんびりチェアに寝転ぶのはなにものにも変えがたい非日常を味わえる。夜にはシアターで本格的なショーが行われたり、ダンスタイムもある。
なにより楽しいのは食事。リージェント セブンシーズクルーズのセブンシーズ エクスプローラーなど船によっては、ソフトドリンクだけでなく、極上ワインもすべてインクルーシブの場合もある。写真はリージェント セブンシーズクルーズのマスタースイートルームだが、一般的な部屋も十分な広さと設備を備え船の上とは思えない心地よさだ。
オデル氏自身は年に1〜2回しかクルーズを楽しむことはできないが、最近ではバルト海クルーズを堪能してきたという。「日本人スタッフ乗船する航路も増やしているので、ぜひ一度クルーズを体験してほしい。リピーターになってしまうほど忘れられない経験になるでしょう」と語るオデル氏。ぜひ次のバケーションの予定にクルーズを入れてみてはいかがだろうか。
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