『ブレット・トレイン』伊坂幸太郎原作をブラッド・ピット主演でハリウッド映像化

カテゴリー/ CULTURE |投稿者/ Gouret&Traveller
2022年08月25日

『ブレット・トレイン』

202291日全国公開

 

ブラッド・ピット✖️真田広之✖️サンドラ・ブロック✖️伊坂幸太郎によるハリウッド映画。

超高速列車「ゆかり」で繰り広げられる暗殺者たちの華麗なるミステリー・アクション!

なんてキャッチーなワードの羅列。この情報だけで妄想シーンが数々浮かび、観る気満々になる。

「殺し屋シリーズ」の第2作「マリアビートル」の突飛な世界観を、「デッドプール2」のデヴッド・リーチ監督が映像化した。

舞台は日本、東京から京都まで新幹線と思しき超高速列車内で血しぶき飛び散る殺戮が展開される。

登場人物の設定やベースのストーリーはかなり原作に忠実に、スピード感あるアクションシーンが連続する。

 

 

ブラッド・ピット扮する世界一運の悪い殺し屋レディバグが受け取るミッションは世にも簡単なブリーフケースひとつの運び屋。東京発の超高速列車で盗んで次の駅で降りるだけのはずだった。

難なくブリーフケースを探しあて、予定通りに列車の扉が開くとともにホームに降りる寸前、やってきたのは第一の殺し屋。次の駅にもまた次の駅にも、新たな殺し屋が待っていた。降りられないまま、世界最大の犯罪組織のボス、ホワイト・デスが待ち受ける終着点・京都へ向かってブレット・トレインは加速していく。

 

 

 

スタントマン出身の監督ならではのアクション炸裂。対してボヤキながら闘い続けるブラッド・ピット。スピード感ある暴力シーンとブラッド・ピットの脱力感のギャップに見ている側も思わず力が抜ける。さらに、双子の兄弟が、女子学生風の制服を着た少女が、邪悪な目をしたキャラクターMomomonが、レディバグに襲いかかる。それぞれのキャラには背負っている悲しい過去があった。入り組んだドラマが交錯する。

全編にわたり、日本のひと昔もふた昔も前のメタファーがフィーチャーされる。ヤクザ、カタナ、キモノ、フジヤマ。意図されたのか考証が不十分なのか、最後まで判断がつかない、なんちゃって日本感満載。ホームには赤提灯の屋台、日本のパトカーなのにサイレンがニューヨーク。伊坂氏のコメントそのままに「何この日本⁉︎」。巧みな仕掛けである。

タランティーノ・ファンである伊坂氏の彼へのオマージュか、パルプ・フィクションを彷彿とさせるノリの良さとストーリーテラーとしての巧妙さが絶妙だ

 

『ブレット・トレイン』

キャスト

ブラッド・ピット
ジョーイ・キング
アーロン・テイラー=ジョンソン
ブライアン・タイリー・ヘンリー
アンドリュー・小路
真田広之
マイケル・シャノン
バッド・バニー(ベニート・A・マルティネス・オカシオ)
 
原作:伊坂幸太郎「マリアビートル」(角川文庫刊)
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:ザック・オルケウィッツ
 
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