美食とラグジュアリー、進化する洋上の旅「オーシャニアクルーズ」

カテゴリー/ VISIT |投稿者/ Gouret&Traveller
2023年07月26日

「洋上最高の美食」「厳選した旅体験」「小型客船ならではのラグジュアリー」でワンランクアップの船旅へ

 

クルーズラバーに高く評価されている「オーシャニアクルーズ」。その第一の理由は、美食とラグジュアリーの追求。洋上とは思えない究極のグルメ体験、そして各地のユニークなデスティネーションプログラムが待っているからだ。

すでに高評価を得て多くのファンに支持されている「オーシャニアクルーズ」では、さらに上質なクルーズ、ユニークな冒険を提供するためのリニューアルプロジェクト「オーシャニアネクスト」に力を入れている。今後、「洋上最高の美食」「厳選した旅体験」「小型客船ならではのラグジュアリー」をテーマに未来に向けて進化するクルーズ旅を提案していく。

 

 

そんな新時代の「オーシャニアクルーズ」だからこそできる極上の船旅について、オーシャニアクルーズ  アジア太平洋地区セールス担当副社長 兼 ジェネラルマネージャーにジェイソン・ワース氏に聞いた。

 

エレガントでありながらもカジュアルに過ごせる船旅

「オーシャニアクルーズ」はアッパープレミアムカテゴリーに属し、エレガントでありながらもジャケットやネクタイのいらないカジュアルに船旅が楽しめることで、広い年齢層から支持されている。現在6隻を保有、さらに「美食のクルーズ」をパワーアップさせた新たな客船「ビスタ」が2023年5月に登場した。

ワース氏 ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングスは、「ノルウェージャンクルーズライン」「オーシャニアクルーズ」「リージェントセブンシーズクルーズ」という3つのブランドを運営するグループ企業です。

私は12年ほどプレスティージクルーズにたずさわり、主にリージェントのファイナンスやストラテジーなどをメインに担当してきました。アジア太平洋地区に拠点を作るにあたり、東京、香港、シンガポール、シドニーにオフィスを構えて3年半ほど経ち、今はシドニーのオフィスで「オーシャニアクルーズ」のアジア太平洋地区のセールスを代表しています。

リニューアルプロジェクトの「オーシャニアネクスト」に際しては、「オーシャニアクルーズ」史上最高の、クルーズ業界でトップクラスの料理をお届けすべく選りすぐりのメニューを追加し、幅広いラインナップでダイニングエクスペリエンスを提供しています。

 

 

美食

食のクオリティの高さと豊かなバラエティ、伝説のシェフ、ジャック・ぺパン氏による洋上最高の料理

船内にはスペシャリティダイニングを含む4つのレストランがあり、ジャック・ペパン氏監修による料理は、ミシュランの星を獲得した陸上のレストランに匹敵する洋上最高の料理として知られている。

 

ワース氏 日本のゲストには特に喜んでいただけると思うのが、船内の食のクオリティの高さとバラエティの豊富さです。

ぺパン氏は、3人のフランス大統領の専属シェフを務めたあと米国に渡り、レストランのシェフや経営者として活躍、さらには料理の長寿番組を持つテレビパーソナリティとして名声を得た伝説的なマスターシェフです。ペパン氏の料理を楽しみにオーシャニアのクルーズを選ぶゲストも多数います。

また、本格的なイタリア料理からクラシックなステーキハウスまで、バラエティに富んだメニューを用意しており、船内のレストランはすべて無料、自由席制です。ですから、いつどこでもそのときの気分と予定に応じて、好きな料理を選ぶことができるのです。

 

船内のレストランの中で個人的に気に入っているのは、「トスカーナ」(写真上)です。上質のキアニーナレザー、手吹きのベネチアングラス、カッラーラ産大理石などによるまさにイタリアらしい雰囲気の中で、本場のトスカーナ料理を味わうことができます。オーシャニアのレシピの多くは、イタリア人料理人たちの母親や祖母からの直伝によるもの。器もエレガントなヴェルサーチの特注デザインで統一、トスカーナのエッセンスそのものです。

なかでも、「ビスタ」は、The Finest Cuisine at Sea  (洋上最高の料理) “をめざしています。カジュアルから贅の限りを尽くしたガストロナミックな料理まで、幅の広い食の選択肢が用意されています。合計12か所で食のスペースを展開、そのうち4か所はビスタでしか体験できないまったく新しい施設です。

 

 

新しいレストラン「エンバー」(写真上)では、ジャック・ペパン氏の代表的料理や世界の味、さらにエグゼクティブシェフの最新テイスティングメニューなど、さまざまな料理がメニューに登場します。毎日10種類以上のメニューが新しくなり、また、ヘルシー志向の方には、スパが監修した「アクアマールバイタリティキュイジーヌ」も喜んでいただけると思います。

 

ウェルネス

最新鋭のフィットネス設備、栄養学やライフスタイル、ヴィーガンも含む健康的な食事メニューのアドバイス

ラグジュアリートラベラーのウェルネスに対する関心は高まる一方だ。ラグジュアリークルーズならではの各寄港地のエッセンスも取り入れたプログラムも用意するなど、「オーシャニアクルーズ」は幅広いラインナップを用意している。

 


ワース氏 「オーシャニアクルーズ」には、アクアマール・スパ&バイタリティセンターがあり、幅広いウェルネスプログラムを提案しています。トリートメントやヒーリングセラピーはもちろん、メディカルスパサービスを提供したり(一部クルーズ限定)、最新鋭のフィットネス設備によるフィットネスクラスのほか、栄養学やライフスタイルに関するご相談への対応、ウェルネス講座やレクチャー、タラソテラピープールやジャグジーを設置したアクアマール・スパ・テラス、スチームルームまたはサウナ、そしてヴィーガンも含む健康的な食事メニューのアドバイスなど多岐にわたり、ゲストにも気軽に利用していただいています。

また、「アクアマールキッチン」(写真上)はウェルネスの観点から食を提案します。朝食には、コールドプレスのストレートジュースやスーパーフードスムージー、健康的なホームメイドグラノラやアボカドトースト、オーガニックパワーボウル、ラップサンドなど、ランチには、スローローストのオーガニックサーモンにキヌアタブーリとレモンタヒニを添えたもの、焼きたて全粒粉バンズにチキンを挟んだバーガーなど、健康志向に徹した何十種類もの料理を選ぶことができます。

 

寄港地ツアー

その土地に溶け込むような体験、興味や関心に合わせてその地域に没入できるエクスカーション「ゴーグリーン」「ゴーローカル」

「オーシャニアクルーズ」のエクスカーションプログラムは、専門のチームによって世界各地の600以上もの港で展開している。歴史ある都市から海辺の村や離島まで、世界各地の人気の高い港だけでなく、大型船では停泊できないような小規模な港へも寄港可能。さまざまなテーマによる寄港地ツアーが行われている。

ワース氏 建築の舞台裏を知ることで理解を深める「ビヨンド ブループリント」や旅先でローカルな食文化を探究する「食の発見ツアー」、厳選された土地での「ウェルネスツアー」など、寄港地に合わせたユニークなプログラムを用意しています。特に、「ゴーグリーン」や「ゴーローカル」といった、その土地に溶け込むような体験は、興味や関心に合わせてその地域に没入できるエクスカーションでは、ほかのクルーズでは経験できない贅沢な旅の思い出を作ることができるでしょう。

 

自分で参加してみて興味深かったツアーは、たとえばバルト海クルーズでの寄港地タリン(写真上)16名以下のスモールグループで、ローカルのシェフに地元のマーケットに連れて行ってもらい、そこで見つけた食材を解説してもらいながら何種類も調達し、郷土料理を作ってもらって食事をしたことですね。

大型バスでに観光スポットを回るようなありきたりのオプショナルツアーではなく、ローカルコミュニティに足を踏み入れて、その土地のストーリーを生み出す、そうした少人数ツアーを多数行っていく予定です。行く先々で土地の人々やアーティストに会ったり、地元の産業の現場を訪れたり、日々の生活に触れて、デスティネーションのありのままの姿を体験するものです。

ツアーは120以上あり、ヨーロッパ、アラスカ、南アメリカへのクルーズで実施しています。トルコのクシャダスでは農家を訪れたり、アルゼンチンのブエノスアイレスでは、地元のダンス、ミロンガを習ったり、アイルランドのコークではサッカーの原点とも言われるゲーリックゲームに興じたりなど、いずれも魅力満載です。

スペインのマオンで一日羊飼い、アルゼンチンのブエノスアイレスで夕食の買い出しと料理 、イタリアのポルトフィーノで地元漁師と漁に出て、漁の様子を目の当たりにできるツアー、といった旅の物語を自分で紡ぎ出せる、「オーシャニアクルーズ」ならではの船旅を体験してみてはいかがでしょうか。

https://jp.oceaniacruises.com/

text:groumet&traveller

 

観光局、宿泊施設などとの協賛企画、広告、スポンサーを随時募集しております。
雑誌、書籍などグルメと旅の企画執筆、旅程、宿、レストランなどのコンサルティングもお気軽にお問合せください。
問い合わせ先:agenceparis@groumet-traveller.com

Copyright © 2024 groumet-traveller,all Rights Reserved.
記事・写真などの無断転載は禁じられています。

Top